中国紙・「ロックオンは日常茶飯事、中国軍艦もたびたび
2013年2月6日、中国紙・新聞晩報は記事
「ロックオンは日常茶飯事、中国軍艦もたびたび日本側に
ロックオンされている」を掲載した。記事の主旨は以下のとおり。
5日、小野寺五典防衛相は記者会見を開き、中国の軍艦が
日本護衛艦に向けて射撃管制用レーダーを照射していたことを
明らかにした。なるほど、これが事実だとすれば確かに敵対的な
行為と言えよう。だが中国艦隊の30年以上の遠洋航海の歴史に
とって、このような事態は決して珍しいことではない。
中国の艦隊が遠洋航海に出港するたび、自衛隊の艦載機や
P-3C対潜哨戒機が追尾してくるのはもはや恒例行事。
日本防衛省のウェブサイトには中国艦艇の写真が大量にアップ
されている。 そうした中で、レーダーに捕捉されるのも
珍しいことではない。
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中国青年報の報道によると、昨年2012年12月、西太平洋での
遠洋実戦訓練に旅立った中国の艦隊は9日夜から10日午前にかけて、
自衛隊の艦船、航空機に追尾された。その際、100回近くも不審な
レーダー信号をキャッチしたという。
新聞晩報は以上のように主張し、日本側は大げさに騒ぎ立てている
と批判している。ただし記事を読む限り、射撃管制用レーダーの
意味を理解していないようだ。射撃管制用レーダーはミサイルや火砲に
よる射撃を実施するにあたって対象を補足・追尾するためのもの。
通常のレーダーとは周波数も異なる。
自衛隊が中国海軍を追尾していた時に射撃管制用レーダーを使用して
いたとは考えづらいが、新聞晩報はこれを混同しているようだ。
また同日付の記事「射撃管制用レーダーのロックオンは何を意味
しているのか?」では、防衛相記者会見によると日中艦艇の距離は
わずか3キロで目視できる距離。射撃管制用レーダーを使用する
必要はなかったと的外れな記述をしている。
もっとも通常のレーダーと射撃管制用レーダーとを混同しているのは
新聞晩報だけではない。中国のマイクロブログなどの書き込みを見ると、
「レーダーを使ったぐらいで何を怒っているのか?」といった
意見も少なくない。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69201
↓参考
http://blog.livedoor.jp/crx7601/archives/24205220.html
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中国のレーダー電波の発射に対して自衛隊側から報復のレーダー電波を発射などしたら
中国は「罠にかかった」とばかりに日本の攻撃能力を解析するためのデーター取得をするでしょう。
だから今の自衛隊は手出しを出来ないわけです。
中国は明らかに日本に牽制球を投げてきている。
本気で有事の為の戦略を着々と実行しているのです。
子供の遊びやケンカとはまったく違うことを認識しましょう。
マンガや映画の世界ではなく現実におきている事実です。
習金平が軍部に命令して実行していることは明らかです。
カモフラジューで中国の報道官が中国政府は「知らなかったこと」として発表し、
裏では日本側から手出しをしてくるのを誘って本格的に攻撃を仕掛ける作戦でしょう。
習にしてみれば「中国軍が勝手な行動をしたのだ」と言い逃れにもなるし、
作戦が成功すれば思惑どおりとなり次の行動にかかってきます。
最大の問題は日本の報道機関が「面白くとれるような記事」に仕立てて報道している風潮があります。
麻痺をして日本全体が危機意識を全く感じないようになっていると思いませんか?
野次馬根性のような報道で他人事のように見えて真剣さは感じられません。
日本国民の人気取りばかりを考えている愉快犯的なマスコミの報道姿勢の責任を追及しなければなりません。
相手が刀の柄に手をかけているのに安倍さんは説得で鞘を納めさせる事が出来るのでしょうか。