http://news.livedoor.com/article/detail/11158980/ より 2016年2月8日 19時10分 トピックニュース
2016年2月8日 19時10分
8日、台湾在住の日本人ブロガーが、台湾南部地震を報道する日本のマスコミに苦言を呈し、風評被害を危惧するブログ記事を更新した。
台湾南部の台南市に在住しているというこのブロガーは「日本の報道や友人からのメッセージでぼくは違和感を覚えた」と訴えている。
記事では「台南の地震の被災状況って、東日本大震災と比べ物にならないくらいの微弱な影響」「たまに日本で起こる震度5くらいの地震だった」と、現地の様子を明かしている。被害状況についても、「ビルの崩壊映像は台南市のごく一部」「今回の震災で亡くなられた被災者というのは、一つのビル『だけ』の影響です」と説明している。しかもこの崩壊したビルは「違法建築で、手抜き工事」なのだとか。
さらに、ブロガーは、日本のマスコミ取材について「『もっと大きい被害であってほしかった』と望んでそうな様子がうかがえます」「日本のマスコミは大きな被害を作りたがってるんじゃないの?」と、苦言を呈している。また、記事によると、生活で本当に困っているのは3日間断水が続いていることだそうで、これも8日の午前には復旧しているのだという。
そして記事では、こうした台南の実情と、日本での報道の違いによる「風評被害」を危惧している。このブロガーによると、台湾のゲストハウスではキャンセルが相次いでいるそうで、募金による「日台交流のイメージ」ではなく、実際に台湾まで足を運んだほうが「よっぽど深い台湾人との交流ができるハズ」と主張している。そして「台南人が日本人にしてもらって喜ぶのは、募金ではなく台南への観光だと思います」と綴っている。
台湾地震への義援金 台湾人がTwitterで「詐欺に気をつけて」と呼びかけ
http://news.livedoor.com/article/detail/11157201/
6日、Twitterで台湾出身のユーザーが、義援金詐欺への注意を呼びかけた。
このユーザーはTwitter上で「テイ」と名乗っており、月刊アクションで「私の少年」を連載している漫画家・高野ひと深氏のアシスタントとして活動しているそうだ。
そんなテイさんは同日、台湾南部で発生した地震について「日本人へ。台湾人である私の呼びかけです」と発信した。
まず「地震へのご関心本当に有り難うございます」と感謝の言葉を述べ、続けて「でも募金のことはともかく、まずはニュースを追ったり状況を把握していただくのは優先です」「台湾はそんなに弱くないですから」とつづった。
そして最後に、「義援金詐欺、気をつけてください」と、詐欺への注意喚起をしていた。
この投稿は、8日10時の時点で1万4000件以上のリツイートと、3500件以上の「いいね」がついており、注目の的となっている。
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