米国の企業家でセールスフォース・ドットコム社の最高経営責任者(CEO)のマーク・ベニオフ夫妻が、タイム誌を1億9000万ドルで購入する。タイム誌は、米メディア大手メレディスの傘下。16日、CNNが報じた。
スプートニク日本 https://jp.sputniknews.com/us/201809175346392/ 2018年09月17日
タイム誌のエドワード・フェルゼンタール編集長は「ベニオフ夫妻がタイム誌を家族投資として所有する」と発表した。
CNNが伝えた。取引は30日後に完了する見込みだという。
メレディスは昨年、タイム、フォーチュン、ピープルなどを発行するタイム社を28億ドルで買収した。
米誌タイム売却
出版社からIT経営夫妻に
2018年9月17日 http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/701620
【ニューヨーク共同】米有力誌「タイム」を傘下に収める米出版・放送会社のメレディスは16日、タイムを米IT大手セールスフォース・ドットコムの最高経営責任者(CEO)のマーク・ベニオフ夫妻に1億9千万ドル(約210億円)で売却することで合意したと発表した。
メレディスは今年1月、タイムのほか、スポーツ・イラストレーテッドなどを発行する雑誌大手タイムを買収したが、ニュースやスポーツ雑誌を売却して、女性向けに経営資源を集中する方針を示している。
夫妻による買収にセールスフォースは関与しない。タイムの日々の業務や編集にも関わらないとしている。
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2018年08月25日
米タイム誌が、溺れつつあるトランプ米大統領が描かれた風刺画を掲載した表紙を予告した。同誌のウェブサイトで発表されている。
スプートニク日本https://jp.sputniknews.com/us/201808255262982/
この号は、ホワイトハウスの大統領執務室における悪天候をテーマとしたシリーズの続編であると指摘されている。大統領の机の上で風が吹き、雨が降っている天気を描いた、このシリーズの風刺画を掲載した最初の表紙は、2017年2月27日に発行された。強まる暴風を描いた2枚目のイラストが、2018年4月23日付の号の表紙となった。同誌の論説記事で9月3日に描かれるのは、完全に水没した部屋だ。洪水から助かろうとしている人物の姿は、トランプ大統領のものと察せられる。
TIME’s new cover: Trump is in trouble. Here's how much worse it could get https://t.co/IgjeHWr2cD pic.twitter.com/hnUc7Njbxu
— TIME (@TIME) 2018年8月23日
これらの表紙は全て、タイム誌と契約しているイラストレーターのティム・オブライエン氏が描いたもの。このシリーズでオブライエン氏は、トランプ大統領の前に立ちはだかる問題の数々を示そうと試みている。新たな風刺画は、最近トランプ大統領のもとで起こった数多くの「気がかりな」出来事を示唆していると、論説記事では伝えられている。そのような出来事の一つは、トランプ大統領の個人弁護士だったマイケル・コーエン氏が、トランプ大統領との関係について沈黙を守る対価として、ある2人の女性に金銭を支払ったことを認めたことだ。
売却で何か変わるか??
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