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尖閣・石垣 危機シナリオ

2012年09月04日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

尖閣・石垣 危機シナリオ

      

2012年09月03日(月) 木下まこと 氏 ブログ転載

本日は大川隆法党名誉総裁による講演会

「国を守る政治家の力」(原題)が福岡で開催されました

少し前のブログでも、尖閣危機シナリオに
関して記しましたが、本日は講演会の中で「石垣」という固有名詞が、
私の記憶では少なくとも2回以上名指しされておりましたので、
改めて”起こり得る尖閣―石垣危機シナリオ”として問題提起の意味
も込めて記しおきます。

 さて、先般魚釣島に不法上陸した中国人活動家らは那覇へと身柄を
送られましたが、二年前の「尖閣沖漁船衝突事件」の際には、対象
の身柄は石垣へと送られました。

 その際の中国政府の対応としては、即時解放を求めるものでした。

先般の中国人活動家に対する逮捕・連行に対しても同様の発信を
してきました。

 中国政府は過去の傾向からして、一歩ずつ一歩ずつ踏み込んで
日本政府の反応を確かめるという外交・軍事態度を一貫しています。

ですから、尖閣関連で中国人が逮捕されたケースのリアクションも
このまま同じままであるということは、まずあり得ないことです。


 彼らの身勝手な主張によれば、尖閣諸島は中国の領土だということ
ですので、そう遠くないうちに再度上陸し、逮捕された際には
「わが国(中国)領海内で、人民が不当に逮捕されて連行された」と
いう文言に加えて、「わが国同朋を即時奪還せねばならない」という
主旨の言葉が中国紙面に並ぶことでしょう。

これは、彼らが外交・軍事的にさらに一歩踏み込むことを宣言する
重要なサインです。

 
具体的行動としては、逮捕した対象を運ぶ海保の巡視船に対して、
艦船あるいは先付として航空機による追尾行動があるでしょう。

最終的には潜水艦を含めた艦隊行動を伴って、対象を乗せた
海保の船艇を追尾する可能性もあります。

それらがシナリオに則った作戦行動として遂行された場合、
海上で対象の身柄を中国側に引き渡すか、もしくは
石垣なら石垣港に到着するまで

継続追尾される可能性が極めて高くなります。

前者の場合、日本政府は中国側が主張する
「尖閣諸島及びその海域が中国のものである」ということを
認めたことになります。

後者の場合、それが石垣島であれば「事実上の海上封鎖」を
意味します。また、石垣島の港湾と空港は近接していますので、
併せて「事実上の空港封鎖」を意味することとなります。

 彼らは、外交のテーブルにおいては建前的な正当性を並べる
でしょうが、現実には上記の状態が展開されます。

 

一発の弾丸も発されずとも、石垣島は兵糧攻めになるわけです。
 
 リスク対応の措置として、民間船舶の海域往来ならびに
民間航空機の離着陸停止は、日本の政府自らが判断すること
となるでしょう。

 この時点で、政府の対応すべきプライオリティは石垣島の
住民の安全確保となります。対応のオペレーションとしても、
海保や自衛隊の火力も現地に注がざるを得ない状況となります。

この時、尖閣諸島は「がら空き」となります

それが、中国政府側の作戦行動の狙いであれば、その後どのような
展開があり得るでしょうか。ここではこれ以上記しませんが、
読者諸兄のご賢察とそう違わないシナリオが待っているのでは
ないでしょうか。

さて、これは一つの危機シナリオではありますが、
そこにはある種の好機も存在します。


この段階では、中国政府として本格的な軍事力を行使する
可能性は低く、国際世論を鑑み、あくまでも外交的グレー・ゾーン
(ほとんど真っ黒)の範疇でのオペレーション展開を維持するでしょう。

国内世論としては、石垣島が人質に取られたような段階では、
表面的には保守的な意見よりも革新的な意見の方が強くなるかも
しれませんが、そのあたりをひっくり返すのが
私どもの働きどころでしょう。

具体策をお披露目すると、本当にそうなった場合に横やりが
入って対応できなくなる可能性もありますので伏せておきますが、
それとは別に一言だけ申し上げておきます。

兎にも角にも、今後尖閣諸島への不法上陸等があって対象を拘束した場合、
すべからく那覇へ移送することです。沖縄本島には米軍基地があります
ので、基地が近距離のストライク・ゾーンに入るような行動に対しては
100%米軍も対応するでしょうから、その直接的な抑止力に
頼るくらいの判断はするべきです。


本シナリオは限定的で具体的なものですが、今後、日本政府の
「判断逡巡(しゅんじゅん)」という惰弱性につけ込んだ
「陽動と時間稼ぎ」を伴う「尖閣上陸―実効支配」シナリオに
ついては十分に警戒する必要があります。有事対応のすべては
時間との勝負となりますので、わが党としても可能な限りの
シミュレーションと即応体制の構築を推進すべき課題であると考えます。


木下まこと

http://ameblo.jp/kinoshita-makoto/entry-11344808864.html

転載、させていただいた記事です

 



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