理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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話題のメガソーラー、その実力は?

2011年08月27日 11時38分02秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

話題のメガソーラー、その実力は?

 

 

福井県は、高速増殖炉もんじゅを含め14基の原発が立地する
日本一の原発集中立地県です。
そこで「立地県から改めて原発の必要性を考える」と題し、
福井県本部幹事長の北野光夫(きたの・みつお)氏より3回に分けて
ご報告いたします。

第1回の本日は「話題のメガソーラー、その実力は?」をお届け致します。

北野光夫氏は福井県越前市(旧武生市)で生まれ育ち、代議士秘書を経て
1998年武生市議に初当選。市議当選3回。その間、建設委員長、産業経済委員長、
決算特別委員長等を歴任。2008年越前市議会副議長、
2009年越前市国際交流協会副会長、日本会議福井運営委員長に就任。

誠実かつ正義感溢れる精悍な人柄と、誰からも慕われるソフトな人柄で、
地域の方々から熱いご支援を賜っております。

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【北野光夫氏寄稿】

先日、川崎市浮島のメガソーラー発電所が大々的に報じられました。
この発電所は太陽光発電としては、国内最大規模とのことです。

出力7000kWと誇らしげに伝えられており、キャスターも「すごい」を連発して
いました。
確かに、11haという広大な土地に並べられた38,000枚のソーラーパネルは、
見た目には壮観で「すごい」のかもしれません。

しかし、この出力7000kWというのは、どのくらい「すごい」のでしょうか?

ニュースでは原発との比較はされていませんでしたので、ここで比較してみます。
原発は、高経年化が心配される初期のものでも40万kW前後、全国の主流のものなら
100万kW前後です。

ですから、このメガソーラー発電所は40年近く前に作られた古い原発と比べても
1/50程度、最大出力を誇る柏崎刈羽原発6、7号機(135.6万kW)と比較すれば
1/200ほどの出力にすぎません。

ですから、図体は確かに大きいかもしれませんが、大騒ぎするほど「すごく」は
ないのです。

しかも、この数字は瞬間的な最大出力です。
天候によってはこの出力を保つことはできませんし、もちろん夜は発電できません。

稼働率で言えば、原発は定常的に24時間発電が可能で、80%近い稼働率で
あるのに対し、太陽光発電の平均稼働率は12%程度と言われています。
ですから、実際の発電量で比較すれば、この差は更に何倍にもなります。

結局、実力的には、現時点では原子力発電とは比較の対象にもならない
レベルだということです。

このキャスターに代わって正確にお伝えすれば、
「この壮観な11haのメガソーラーを200カ所に設置し、1年間毎日、全設置個所で
晴れの日が続いて、調子が良ければ、原発0.5基分くらいの電力は供給できるかも
しれません。すごいですね。」ということになります。

電気事業連合会によれば、メガソーラー発電計画で、2020年度までに
全国30地点で(電力10社合計)14万kWを発電するとしています。

原発一基分相当(100万kW)と比較しても発電量の差は大きな隔たりがあります。

エネルギー安全保障を考えれば、いろいろな発電方法を開発することは必要です。
しかし、現時点では原子力発電に代替できるものとは言えません。

北野 光夫

HP: http://kitano-mitsuo.com/

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