小保方氏STAP論文撤回に同意
チャレンジングな研究の芽を摘む日本の研究環境に疑問
2014.06.04
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7947
Liverty Webより
STAP細胞の論文に対する疑義が続くなか、理化学研究所は4日、小保方氏が論文撤回に同意したと発表した。
理研は米ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授とも撤回についての協議を続けている。
日本のマスコミは、撤回が決まったかのように報道しているが、最終的には、論文を掲載したネイチャーが
撤回を認めるかどうかの判断にかかっている。
小保方氏の代理人をつとめる三木秀夫弁護士によれば、撤回同意後、小保方氏本人は「何のために今まで
頑張ってきたんだろうか」と話す一方で、「論文がどうなろうとSTAP細胞はあります」と話しているという。
三木氏は報道陣の取材に対し、「同意せざるを得ない状況に追い込まれたのではないか」とコメントした。
これまで小保方氏は、「論文撤回は論文の結果を白紙にすること」として撤回には同意していなかった。
なぜ小保方氏が同意へと転じたのか、その背景は明らかになっていない。
同意が小保方氏の本意でなければ、極めて残念なことだ。
ただ、小保方氏の同意を得ただけでは、まだ撤回が決まったわけではない。今後の続報を待ちたいが、
STAP細胞の論文は、「STAP細胞ができた」という現象の報告であり、誰でも再現できる条件が記述
されていなくても科学論文として成立する。このままでは、今までの常識を覆すようなチャレンジングな
研究を行う科学者が、日本から流出することを促しかねない。(晴)
【関連記事】
2014年6月3日付本欄
外部委が小保方氏に参加要請 STAP細胞検証実験
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7944
2014年6月号記事
これは天才科学者への異端審問だ - それでもSTAP細胞は存在する 優秀な研究者は国の宝
日本の学問の世界を受け入れるということであれば、そうなります。
正しいとは、思いませんが。
もちろん、相手によっては際限がないので難しいですが。
まぁ、結局は変革者のような方が上に立つのを待つか、外国に行くかというのが現状かな。
大学の方も申請の許可がまだですし、どうしましょうか。
非常に残念な事態です。
研究機関ではなく、どこかの企業に移って研究を続けることも難しいかもしれません。
悪いイメージが付きすぎてるので株価に影響するでしょう。
魔女裁判の帰結は火炙り処刑でしたが、今回はそのような終わり方は困ります。
何かしらの逃げ場が要りますね。