柏崎刈羽原発に行ってきましたー原発は必要!
人気ブログランキング←クリックよろしくね
http://ameblo.jp/toshi-yoshii777/entry-11464133572.html
吉井としみつ氏 ブログ転載
2013-02-05
先週末に、新潟県・柏崎刈羽原発に行ってきました。
柏崎刈羽原発は、7基の原子力発電所があり、
日本最大規模の電力を発電可能です。
しかし、今は全基が定期点検中で、残念ながら、
再稼動が不透明な見通しです。
実際に施設について案内いただき、柏崎刈羽原発の
災害への対策など教えていただきました。
その後、地域の商店街で、柏崎刈羽原発の再稼動推進
の署名活動や、街宣活動をいたしました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◇柏崎刈羽原発の災害対策について
1.万全の津波対策:
日本海側では今まででも最高で3.8メートルの津波だったそうですが、
東日本大震災の教訓を踏まえて、すでに15メートルの防潮対策を
しており、今年6月には完成するそうです。
2.電源バックアップ体制:
東日本大震災の福島原発の事故の原因は、津波による被害
での、電源装置の喪失でした。
その教訓にたって、電源装置を外部の高台から供給できる
体制が二重にしかれています。
23台の電源車、さらには、ガスタービン発電機2台も準備しています。
ガスタービン発電機は、4500kボルトアンペアの出力を持っており、
一台で、7基の原子力プラントに最低限必要な電力を補給できます。
3.冷却設備の設置
冷却水のバックアップ体制も充実していました。海水熱交換器設備車
が2台、さらには、高台に淡水の貯水池もあり、電源が失ったとしても、
自分の重さで電源を使わずに、水の供給が可能です。
4.耐震性
東日本大震災の揺れよりも強い揺れを観測した、中越沖地震での
680ガルの揺れを計測しましたが、それ以上1000ガルにも耐えられる、
耐震構造にしているそうです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
技術についてのご説明やガイドの方々の、真摯な姿勢に胸を打たれました。
原子力発電関係会社の努力がきちんとマスコミの情報には伝えられ
ていないということも強く感じました。
その後、署名活動に行きました。
商店街やタクシーの運転手の方々からご協力いただきました。
わかったのは、「原発反対は住民の本音ではない」ということです。
いただいたお声を紹介します。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
・「原子力発電所の稼動が止まってから、お客さんが3分の1になった。
動かしてもらわなきゃ困るよー。過去2回の地震にもしっかりと
耐えているし、俺はぜんぜん怖くないよ。ただ、雰囲気的に動かして
ほしいっていえないものができてるよね。本音では、動かして
ほしいと思っている人は多いよ」(タクシー運転手)
・「原子力発電所はすぐに稼動してもらわないと。景気の打撃も
相当よ。ちょっと怖がりすぎなのよ。1基でも動かしてほしい。
原発反対の人の声が大きいだけよ。ほとんどの人は、動かして
ほしいと思っているわ。」(商店街・個人経営者)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本当は、マスコミはこうした方々のお声もきちんと報道しなければ
ならないのに、残念ながら、こうした方々の声なき声まで拾えていません。
拾っていないどころか、押しつぶしてしまっているのが現状です。
何とかしなくてはならないなと感じました。
東京電力のニュースアトムで、安全対策について情報を発信しています。
→ http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/info/tohoku/newsatom-j.html
練馬区におきましても、多くの方々にご賛同をいただき、署名を
届けてまいりました。
柏崎刈羽原発では、協力会社を含めて5000名の方々の雇用を
してきましたが、再稼動の見通しがたたないことで、仕事を
失っていく方々もいらっしゃるそうです。
技術者は、韓国や中国に流出も言われており、
きちんと政府は責任を持って、原子力再稼動を進めるべきです。
原子力発電所の再稼動に向けて、活動を続けてまいります!
。