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朝日新聞の慰安婦問題報道は「日韓分断」が目的だった

2017年05月29日 00時00分00秒 | 政治・拡散記事・報道・海外

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12156-22962/photo/ より

朝日新聞の慰安婦問題報道は「日韓分断」が目的だった

2017年05月28日 19時31分

慰安婦狩りの証言者”として登場した吉田清治。生まれも、その正体も分からないままに亡くなった彼の“嘘の経歴”を示してみる。

吉田清治の本名とされる『吉田雄兎』の名が、門司市立商業学校(現・福岡県立門司大翔館高等学校)の卒業生名簿にあり、そこには《死亡》と記されている。朝日新聞は法大卒と報じ、1990年の『著作権台帳』にも法大卒とあり、1996年に歴史家の秦郁彦氏の取材に対して「わたしは勤労学生として法大専門部法科に在籍した」と説明した。しかし、同大の在籍記録に吉田清治の名はなかった。

ちなみに朝日新聞は一連の『吉田証言』に基づく慰安婦、徴用工報道を調査報道と位置付けたが、以下の嘘証言を丸呑みしていることを見る限り、“調査報道”とは片腹痛い。

吉田は「済州島での慰安婦狩りは、妻の日記に記載されているから事実」と主張したのだが、大野フサエという女性と結婚したのは済州島に“狩り”に出掛けた1年後の1944年5月18日のことで、妻の日記に動員命令の要旨が記載されているとは考えられない。こんなはっきりした嘘さえ朝日新聞の記者は見抜けなかったのだ。

朝日新聞の記者(大阪社会部)が、吉田の大阪での講演内容を吉田証言として初めて記事にしたのは、1982年のこと。以後、1990年代初頭まで“慰安婦強制連行”を語る上での根幹として、吉田証言は何度も記事になった。

韓国社会に多大な影響を与えた朝日新聞の誤報

朝日新聞による吉田清治を利用した一連の意図的報道が、韓国社会に大きな誤解を与えたことは明らかだ。当時の盧泰愚大統領は、「実際は日本の言論機関の方がこの問題を提起し、わが国の国民の反日感情を焚きつけ、国民を憤慨させてしまいました」(文藝春秋1993年3月号)と、日韓関係の悪化を危惧している。

2014年8月5日、朝日新聞は慰安婦問題に関する《慰安婦問題を考える》・《読者の疑問に答えます》と題した検証記事を掲載。吉田の証言を虚偽と認定し、記事を撤回した。秦郁彦氏の調査などで“詐欺話”の疑いが浮上したのが1992年4月、吉田が週刊新潮に「嘘でした」と白状したのが1996年なので、朝日は秦氏からは22年、新潮からは18年も経過して、やっと“誤報”(誤用と言い続けたが)を認めた。

だが、時すでに遅し――。裏も取らずにデマを垂れ流した朝日の日韓分断、すなわち北朝鮮擁護という目的は、見事に達成されたのである。

 

[いっしょに読みたい]

※従軍慰安婦問題に反論できない日本政府の「怠慢性」

※朝日新聞が待望していた「慰安婦狩りの生き証人」登場の瞬間

※韓国が喧伝する「強制連行」歴史のねつ造劇を告発する証拠

※日本統治下の朝鮮に蔓延した「内地密航」が表す強制連行の虚構

※日本統治下朝鮮から「内地密航」した人々は戦後何をしたか

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