ワシントンポストの記事(扇動家・橋下大阪市長の背景に日本の不満の表れがある。)
転載、させていただいた記事です 2012.5.24 11:37
「うんざりした日本社会の産物」
米紙が橋下大阪市長を1面で紹介
*米紙ワシントン・ポストが取り上げた橋下徹大阪市長。
「日本の不満を背景に人気が高まっている」と分析した
(写真は電子版)
【ニューヨーク=黒沢潤】米紙ワシントン・ポストは23日、
1面で大阪の橋下徹市長に焦点を当てた長文の記事を掲載した。
見出しは、「炎のような市長の背後に日本の不満」-。
記事は冒頭、橋下氏を「うんざりした(日本)社会の産物」
「民衆扇動家」と形容。その上で、日本の
「眠ったような現状を完全に変貌させたい人物だ」と紹介している。
橋下氏の政治スタイルについて「(米国の草の根政治運動)
ティー・パーティー(茶会)のように『小さな政府』を志向する」
と述べ、その強力な指導力から「(ファシズムに引っかけ)
『ハシズム』と呼ぶ人もいる」としている。また、
「野田佳彦首相並み」に有名だとして、支持率が首相の3倍に
上ると指摘。
橋下氏の鋭い舌鋒(ぜつぽう)の矛先が増税や震災復興、
エネルギー政策などで十分な指導力を発揮できない国家に
向けられているとして、「このままでは日本は3年から5年で沈む」
との発言も紹介している。
弁護士出身で、テレビの法律番組に出演して有名になったことにも
触れる一方、橋下氏を有名にさせたのは「敵を作り、議論で戦う」
ゆえであるとし、最近、入れ墨の大阪市職員を問題視するなどの
行動に言及している。記事は民主党と自民党が現在、国民から
十分な支持を得ていない現状に触れ、橋下氏が率いる地域政党
「大阪維新の会」が既存政党の「脅威になる」と期待する
支持者の話も紹介している。
さらに、大阪維新の会が3月下旬、次期衆院選を見据えた
候補者養成機関になっている「維新政治塾」を開講したことも
取り上げ、橋下氏が大阪地域だけでなく、首相公選制や憲法改正
など、国家の理想的なあり方も考えていると指摘している。
政治塾で人材を養成しても
「(選挙では)20-30人を擁立できるだけだろう」と冷静に
分析する政治アナリストの言葉を取り上げる一方で、
「受講者はやる気満々だ。受講する以前から、政治家として
必要な要素を持ち合わせている人々もいる」との側近の言葉を
最後に紹介、一貫して橋下氏を“応援”する好意的な論調となっている。
■中日新聞 2012年5月24日 11時09分
橋下氏人気は政府幻滅を反映 米紙が特集
【ワシントン=竹内洋一】
米紙ワシントン・ポストは二十三日、大阪市の橋下徹市長について
「扇動市長の背景に日本の不満」と題した特集記事を掲載した。
米紙が首相以外の日本の政治家個人を取り上げるのは異例。
米政官界でも橋下氏への注目度が高まっているようだ。
記事では、橋下氏が主張する大阪都構想や官僚機構改革などを説明。
テレビ映えする個性で「野田佳彦首相と同じくらい知名度があり、
支持率は三倍」と紹介した。中央政界に橋下脅威論が広がり、
支持者の一部に「橋下首相」待望論が出ていることにも触れた。
独断を好む政治手法から「ハシズム」という言葉が生まれたことを
指摘。橋下氏が支持される原因に関し
「経済への不安や指導力欠如に対する落胆、決められない中央政府
への幻滅を反映している」と解説した。
(中日新聞)
http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-2332.html
転載、させていただいた記事です
(^▽^)/ http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/arcv
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「うんざりした日本社会の産物」 米紙が橋下大阪市長を1面で紹介
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120524/amr12052411370006-n1.htm
「橋下氏は扇動者」 米ワシントン・ポスト紙が特集記事
2012.05.26 ザ・リバティ記事
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4333
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