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米朝会談はシンガポール・セントーサ島のホテルで=トランプ氏「大きなことの始まり」
時事通信 / 2018年6月6日 13時34分
【ワシントン時事】サンダース米大統領報道官は5日、ツイッターで、シンガポールで12日に行われる米朝首脳会談の会場が、南部のリゾート地セントーサ島の高級ホテル「カペラホテル」に決まったと明らかにした。これに先立ち、シンガポール政府は5日、セントーサ島全体と近接する一部地域を10~14日に「特別行事エリア」にすると発表していた。
トランプ氏は5日、「(米朝首脳会談は)何か大きなことの始まりになると期待している。間もなく分かるだろう!」とツイート。会談の成功に期待感を表明した。
ロイター通信によると、11~13日の一部の時間について、シンガポール上空の飛行が一時的に制限される。金正恩朝鮮労働党委員長のシンガポール到着と帰国に備えた措置の可能性がある。
国務省のナウアート報道官は5日の記者会見で、ポンペオ国務長官が、南北軍事境界線のある板門店で行われている北朝鮮側との実務者協議を率いるソン・キム駐フィリピン大使から1日に何度も報告を受けることがあると言及。首脳会談の議題や共同声明案などをめぐり最終調整が続いているもようだ。
また、韓国メディアで取り沙汰される文在寅大統領の首脳会談に合わせたシンガポール訪問に関し、ナウアート氏は「わたしの知る限りでは話題になっていない」と述べた。外貨不足に悩む北朝鮮が正恩氏ら代表団のホテル代肩代わりを関係国に求めたとされることについては、「米政府が支払うことはない」と明言した。
[時事通信社]