理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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TPP参加総論賛成

2011年11月17日 00時59分25秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

TPP参加総論賛成  2011.11.16 
 
佐高芳行氏のブログ転載

 今月11月11日野田総理大臣は日本のTPP参加の
意思決定をいたしました。
その後、TPP参加は「交渉参加に向けて関係各国
との調整に入る」と言ったり、2日前も
「国益を考えれば何が何でも参加ということではない。」
と相変わらずのブレを展開しておりますし、
この外と内とでの言葉の違いが契約分化を重視する
欧米諸国を不信感を感じさせる問題はありますが
概ね日本はTPP参加の方向です。

日本の参加表明により今まで意志を保留していた
カナダ、メキシコ等が交渉への参加を表明し、TPP
は「米国と弱小国連合」であったものが一気に世界
経済の40%を占める大きな枠組みに変貌する可能性
を持つに至りました。

 日本においては自民党政権時代より票田として
甘やかし続けて来た農産物の自由化、また看護師
不足にも関わらず実質的な参入規制を続けて来た
医療の分野においても大きな波が訪れることが
大きな問題であり、今後はこれらの生産者と農業、
医療従事者と医療そのもののどちらを守るのか、
どちらも守るのか、という決断を迫られると思います。

 私個人の意見を申しますと農業を守るのではなく、
農家を守ることは本末転倒であると思います。

国民の食を満たすために農業を守る、また農業を
生産業として日本のみならずこれから100億に向かって
増え続ける地球人類全体の食を満たす輸出産業として
脱皮しなければならない時期にさしかかっていると
思うのです。

そもそも国家は「国民の生命・安全・財産」を守る
義務は当然ありますが、「生活を守る」のは我々
国民の自助努力です。言葉を変えれば国民の生活を
守るための基盤を整備する義務はあるが、具体的に
は、一時的なセーフティネットの構築や農業生産性
を高めるための農地法等の規制を緩和する道は必要
ですが、「TPPにより失業したから食わせ続けろ」
という形で補助金を与え続けるような義務は無いと
思います。職業選択の自由は万人に保証されています。

 こういう問題は既存の政治家の「選挙対策」で
あり産業の成長という根本課題とは異なります。

明治維新後にも武士階級は無一文で世知辛い世の中に
投げ出されました。これはこの階級が生産性が低か
ったためです。言葉を変えて言えば価値を社会に
提供しなかったからであり、仕方の無いことだと思います。
 
 このTPP参加決定の翌日11月12日の読売新聞
でもこの枠組みにより増大化する中国の脅威に
対する経済圏が出来上がる。日米同盟が深化する
という記述が実に同日2度も掲載されておりました。

正しくこのTPPはアメリカ主導の経済圏と中国主導
の経済圏の主導権争いであると考えます。

 TPP参加決定の翌日から中国兪建華商務次官補が
「わが国はTPP参加の招待を受けていない」
「閉鎖的だ」という反発をし、カーク米通商代表部
代表は「TPPは閉鎖的なクラブではなく関心のある
すべての国に門戸は開放されている」と切り替えした
とのことですが、知的財産権の保護、制度の透明性を
高めるTPPの枠組みに、模倣品がはびこり、また

当局の匙加減一つで禁輸措置が行われたり、場合に
よっては現地で働く善良な日本人が拘束され、政治判断
の人質となるような現代の中国が参入できる可能性は
0に等しく、これはやはりアメリカからの対中経済ブロック
の可能性は高いと考えてよろしいでしょう。

 中国はオーストラリアを仲間入りさせて現在の
ASEAN+3(日本・韓国・中国)でTPPに
対抗しようとしておりますが、今回のTPPへの
日本参加のインパクトから他のASEAN諸国その他
のTPP参加国は増加してゆくと思います。

 ASEAN+3の中で最も影響力のある国はどこか?
言うまでもなく中国です。経済力だけ見れば日本は
中国に比肩するものがありますが、いかんせん政治力
そして政治力(外交)の基となる軍事力が全く無い
(行使できない)日本がこの枠組みに入った場合、
中国の好き勝手にされる可能性が高いと思います。

これは鳩山元総理の「東アジア共同体」構想へとつな
がり、日本はこの枠組みの中で
「中国のキャッシュディスペンサー」とさせられる
可能性があると思うのです。そういえば鳩山元総理
はTPP反対でしたね?(まあ鳩山総理が反対する
ことを実践しておけば概ね間違いがないのでは
ないでしょうか(笑))

 EUは弱者連合という話もあります。
その中でEUの経済価値を担保しているのがドイツ・
フランスの経済力であり、このドイツ・フランスに
他の弱小債務国が依存している。そうであれば同じ
図式が東アジアにおいては日本の経済力・基盤を
担保として日本から富が流出して東アジアの経済・
豊かさがローレベルで平準化してしまうのでは
ないかという懸念を抱きます。

※ そういっているうちに2014年のASEAN議長国が
ミャンマーだというニュースも入ってきました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111115-00000119-jij-int

中国の影響が強く、軍事政権下で未だに
アウン・サン・スー・チーさんを拘束するミャンマー
が議長、未だに軍政下の国家。今後中国による
議長国の選出等、いいようにされる可能性を
示唆しますね。

 本当は中国に立つか、アメリカに立つかではなく
第三の道として日本独自路線を目指さなければ
いけませんが、いまだに自主防衛さえ出来ない
我が国が軸になることはありえないでしょう。

 まずは自主防衛の道を拓くことだと思います。

 そして現在の拡大する中国の覇権主義から
考えたらTPPへの参加はやむなし、総論賛成です


http://bikomainu.blog110.fc2.com/blog-entry-774.html




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1 コメント

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世界労働法 治安 人種問題 (村石太星人&謎のタイ人)
2011-11-19 21:29:41
現在 いまのところ 円高の日本
TPP導入すると 日本農業はなくなってしまうのだろうか?
農家は 失業 土地を手放すのだろうか?
狂牛病を 少し 思い出す。日本ブランドの第1次生産業
世界は 平和なのだろうか?
敗戦直後の日本の食料危機 戦国時代の兵糧攻め なども 考えてしまう。
しかし 日本は 輸出 輸入で 発展してきた国でもある。輸出 輸入 (車 電化製品~)ビジネスと 世界平和。
日本が デカセーギに来た 外国人の扱い。その因果。戦時中の日本の侵略の仕方についても少し 考える~
インドネシア 中国 韓国の 国の発展は すごいですね。TPP 難しい問題ですね。
しかし 世界流通の発展は 凄いですね。日本の漁業は 大丈夫なのだろか?松阪牛を 食べたくなってっきた。
いつまで 日本は円高で いけるのだろうか。デフレ インフレ
TPPが決まると しばらくは 日本の消費者は 食糧は 安いだろけれどね?世界 後進国と先進国の発展。
日本は 科学先端技術の国になっていくのかなぁ?日本の四季 自然 島国地震  住宅問題 教育問題 小子化問題  未来は~ 大切な事は 人間は どう生きるかということですね
政治研究会(名前検討中 TPPを語る会
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