理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

小林館長ロシア・コラム『自由に値するのは、日々、自由のために戦う者のみである』

2011年04月01日 00時00分05秒 | 幸福の科学 宗教 宇宙 UFO 霊(スピリチャル)

小林館長ロシア・コラム

 『自由に値するのは、 日々、自由のために 戦う者のみである』

          https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/05/43f3604e73b03e34f245884c8adac9ac.jpg

2011-03-31

   小林館長ロシア・コラムその1
http://d.hatena.ne.jp/zenchan7/20110331


『自由に値するのは、日々、自由のために戦う者のみである』

タイトルの銘句は、

ゲーテの『ファウスト』(第二部第五幕)を飾る一句だが、

この同じ銘句が、1968年7月、アメリカの
ニューヨーク・タイムズに掲載されたロシア人物理学者
アンドレイ・サハロフの論考、

『進歩、平和共存、知的自由に関する考察』の前文も飾った。

アンドレイ・サハロフは、旧ソ連で「水爆の父」と呼ばれ、
若くして、ソ連科学アカデミーの重鎮となったが、
自らの開発した"水爆"の非人道性に心を痛め、その後は、

核実験の中止に奔走(ほんそう)し,一科学者でありながら、
政治的影響力を行使して、旧ソ連政府にアメリカとの交渉の
テーブルに着かせ、「部分的核実験停止条約」
(大気中での核実験の禁止等)の締結に一役買った。

しかし、このような政治的動きによって「反体制派」と
見なされるようになり、次々と行動の自由を失う中で、
「現代の根本的問題について発言したい」という
衝動を抑えることができず、

地下出版を通じて、イギリスBBC放送、冒頭の
ニューヨーク・タイムズなどに発表されたのが、
この『考察』である。

旧ソ連のような独裁体制下で、このような自由な言論が
海外に発表されたということで、この『考察』は、
掲載と同時に洪水のような反響を世界中に巻き起こし、
確認されているだけでも、全世界で千八百万部以上出版された。

これは、皮肉なことに、当時、毛沢東、レーニンに次ぐ
世界第三位の出版数であり、あの英国の小説家
アガサ・クリスティをもしのいでいた。


流刑と、ゴルバチョフによる解放


しかし、1973年には、ソ連科学アカデミーの会員資格と過去の
すべての輝かしい勲章をはく奪され、秘密警察の完全監視下に
置かれることとなる。

そして、旧ソ連がアフガニスタンに侵攻した翌年の1980年、
国内の治安維持の締め付けが厳しくなる中で、サハロフは、
とうとう、東方のゴーリキに流刑され、
外部との連絡を遮断されることになってしまった。


この間、様々な迫害(強奪、家宅侵入、家族への傷害etc.)を
受けながらも、ときにはハンガー・ストライキによって、
自らの主張をとおし、来るべき日に備えて、コツコツと
『回想録』を書き続けた。


そして、1986年10月、前夜に突然敷かれた電話の受話器を取ると、

「もしもし、ゴルバチョフです。あなたの訴えを受け取り、
これを審議し、討議しました。
あなたはモスクワに帰ってきてください。
あなたの追放を決定した「最高幹部会指令」は取り消されます」
と、その声は語りかけてきた。

その後、ゴルバチョフは、精力的にペレストロイカ(自由化)を
進めていくが、彼のやったことの大半は、1975年に、既に
サハロフが自著『我が国と世界』の中で提案した、

「"我が国を慢性的な危機から救い出し、
人類への重大な危険をなくす"ためのソ連邦改革リスト12項目」

の中に含まれている。

 

これが、サハロフが、「水爆の父」であると同時に、
「ペレストロイカの父」と呼ばれる所以(ゆえん)である。


仏の光は、ロシアにも確実に流れている。

 

"ロシアに愛をこめて!"

 


☆+☆+★+☆+★+☆+☆

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。