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アフリカ最大の貿易相手国・中国は
欧米流を批判「軍事行動だけの反テロは勝利できない」
2013.1.22 07:03 産経新聞
北京=矢板明夫】アルジェリアの人質事件について、
中国メディアは自国民が人質に取られていないという事情もあり
大きく報じていない。
ただ、アフリカにとって最大の貿易相手国は中国であり、中国に
とってもアルジェリアなどアフリカ諸国は重要な資源供給国だ。
中国当局は高い関心を寄せているとみられる。
中国外務省によると、在アルジェリア中国大使館は事件を受けて、
同国在住の中国企業関係者らに対して、外出を控えるなど
安全注意勧告を発令した。
中国の政府系シンクタンクに所属するアフリカ問題専門家によれば
、中国系建設企業はアルジェリアの空港や道路などの多くの工事を
請け負っている。約4万人の中国人が同国で生活しており、外国人と
しては旧宗主国のフランスの次に多いという。
安価な中国製品を販売する中国人は、現地人とのビジネストラブルが
絶えないが、欧米人やキリスト教徒らをターゲットとする
同国のテロ組織に狙われることは少ないという。
21日付の共産党機関紙「人民日報」は
「軍事行動だけの反テロは勝利できない」と題する論評を掲載し、
今回の人質事件は仏軍によるマリ紛争への介入が原因の一つだと
指摘した上で、欧米諸国のアフリカ政策を見直すべきだと主張した。
記事は「欧米諸国は自国の利益のために、アフリカ諸国の反政府勢力に
武器を提供し政権転覆を図ったが、その武器がテロ組織に流れてしまい、逆
に欧米諸国の脅威となっている」と分析した。
中国現代国際関係研究院の李偉研究員は同紙の取材に対し、
「軍事行動だけでテロリズムを完全になくすことはできない。
アフリカの経済発展のためにまず力を入れるべきだ」と
欧米のやり方を批判した。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130122/chn13012207070002-n1.htm
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中国の工作員が裏で手を回して扇動しているのではないか?
パレスチナやアフリカ諸国でドンパチを仕掛けて連合軍の注意を差し向けているのかもしれない。
キリスト教が多い欧米が狙われているんだろう。
イスラム教徒とキリスト教徒のいがみ合いは、昔からだからだが、イスラムは、唯物論者との接触は期間が短いからまだ、イスラム教徒からは脅威とは映らないんだろうな。