千葉県本部副代表の佐高芳行(さたかよしゆき)氏
「チベット・レポート」第2回をお届け致します。
中国「解放の現実」☆゜・:.。. .。.:・゜
現地の方が言うには、携帯電話も盗聴されており、メールも検閲されているとのことでした。
盗聴や検閲は中国全域で行われておりますが、特にチベット自治区、新疆ウイグル自治区においては厳しいそうです。
「セブンイヤーズ・イン・チベット」で有名な、歴代ダライ・ラマの王宮「ポタラ宮」や、その他の観光地においても、至るところに中共軍の兵士がおり、外国人観光客やジャーナリストがチベット僧と接触するのを妨害しています。
そんな「自由」が抑圧された状態は、単なる旅行者である私にとっても、息苦しく感じ、気が滅入りそうになりました。
ところで、ラサ空港からラサ市街地に向かう道路で、面白い(いや、面白くありませんが)看板を見つけました。
「チベット(西域)解放50周年記念」……解放???
街の至るところにライフルを構えた兵士が立っており、街中には監視カメラが張り巡らされ、「自由」無き状態で何が「解放」でしょうか?
今を遡ること50年前。1959年、中国はチベットに本格的に軍事侵攻し、激戦の末、ラサを占領。
チベット側は一万人以上が死亡、四千人が捕虜となり、ダライ・ラマを中心とするチベット政府は直ちに解体され、ダライ・ラマ法王は国外に脱出しました。
中国共産党は、チベット侵攻を正当化するために、労働もせずに特権を貪る僧侶階級による「搾取」から一般大衆を「解放」し、
「残酷で邪悪な神権政治」による「奴隷政治」を撲滅したと、「チベット解放」を宣伝しました。
そして、「文化大革命」による「宗教弾圧」がチベットを襲い、チベットの寺院の97%が破壊され、宗教芸術・装飾が紅衛兵のつるはしで叩き壊されました。
僧侶は還俗させられ、「集団農場」に収容され、農奴の如く、農作業に従事させられ、僧院は「廃墟」と化しました。
中国共産党が言う「解放」とは「自由への解放」ではなく、「共産化」のことであり、その手法は「軍事的侵攻」であります。
そう言えば、小沢氏は600人の朝貢団で北京詣でした際、胡錦濤国家主席に「(私は)人民解放軍でいえば、野戦の軍司令官として頑張る」と宣言しています。
小沢氏は中国と連携して、日本を「解放」「共産化」し、自らは「日本の国家主席」になるおつもりなのでしょう。
小沢独裁政権が続けば、日本はチベット、東トルキスタン(ウィグル)に続いて、中国に「解放」され、「日本自治区」となる日はそう遠くありません。
幸福実現党は、中国の軍事拡張と、その覇権主義的意図について「国難」の警鐘を鳴らしております。
私たちは、この国を失いたくないのです。
佐高 芳行
HP: http://sataka-yoshiyuki.hr-party.jp/
☆゜・*:.。. .。.:*・゜
◎幸福実現党 公式サイト http://www.hr-party.jp
◎ハピレタWebサイト http://happinessletter.blog111.fc2.com/
◎購読申込(携帯用) http://mobile.mag2.com/mm/0001054021.html
◎ご意見・お問い合わせ happiness-letter@hr-party.jp
◎Happiness Letter
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0001054021/index.html