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米研究機関が衝撃リポート!中国軍が尖閣諸島“奪取”を計画か
防衛へ「7つの緊急提言」自民党保守系グループが提出 5/26(火)
沖縄県・尖閣諸島が、かつてない危機にさらされている。新型コロナウイルス対策に世界各国が追われるなか、
中国海警局の武装公船が連日周辺海域に侵入し、示威行動を強めているのだ。米国の研究機関は最近、中国軍
に尖閣諸島を奪取する計画があるという衝撃的なリポートを発表した。日本側は海上保安庁が警備を強化して
いるが、安全保障の本格的議論をすべき国会は、左派野党を中心に政権の揚げ足取りに終始している。
こうしたなか、自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会=代表・青山繁晴参院議員)
が、尖閣諸島を守り抜く「7つの緊急提言」を、安倍晋三首相に提出した。
「中国は挑発のステージを上げている。南シナ海・パラセル(西沙)諸島海域で4月、ベトナム漁船が
中国海警局の公船の体当たりを受けて沈没した。いずれ尖閣周辺でも、同じことを仕掛けてくる可能性が高い」
元防衛政務官で、護る会幹事長を務める自民党の山田宏参院議員は、こう語った。日本固有の領土・尖閣諸島を
脅かす中国海警局の動きには、怒りと危機感を持つ保守系議員は多い。
海上保安庁によると、中国海警局の公船は4月14日から今月24日まで、41日連続で接続水域
(領海の外側約22キロ)に侵入している。領海侵犯も多く、今年は計10件が確認されている。
今月8日には領海侵犯した中国公船4隻が、尖閣付近で操業中だった日本漁船「瑞宝丸」(沖縄県・与那国島)
を追い回す異常事態も起きた。海保が、中国公船に領海からの退去を警告したが、3日間にわたって漁船を執拗
(しつよう)に追尾したという。海保は巡視船を漁船の周囲に配備して安全を確保した。
漁船「瑞宝丸」の金城和司船長は産経新聞の取材に、「中国公船が尖閣の領海で航行すること自体が問題だ。
政治は覚悟を決めないと国を守ることはできないのではないか」と語っている。
この件について、中国外務省の趙立堅報道官は11日、「日本の漁船が中国の領海で違法操業した。
海保が違法な妨害をした」と言い放った。
尖閣諸島は1895(明治28)年1月14日の閣議決定で、正式に日本領土に編入された。
かつては日本人が住んでおり、魚釣島のかつお節工場では約200人が働き、久場島ではアホウドリなど
海鳥を捕獲していた。
1919(大正8)年冬、中国・福建省の漁船が尖閣沖で遭難して魚釣島に漂着した際、日本人住民は
中国漁民を救護した。当時の中華民国駐長崎領事は翌20(同9)年5月に感謝状を贈ったが、そこには
「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と記されている。
中国が「領有権」について勝手な主張を始めたのは、国連の報告書で東シナ海に石油埋蔵の可能性がある
ことが指摘された2年後の71(昭和46)年以降である。その後、「台湾侵攻の橋頭堡(きょうとうほ)」
としての価値も加わったのか、中国の軍事的挑発は続いている。日中衝突の危険性が指摘されている。
■山田宏氏「米と連携し、世論戦に勝つ」
現に、米ワシントンの安全保障研究機関「戦略予算評価センター」(CSBA)は今月中旬、中国海軍の
戦闘能力がいまや日本の海上自衛隊を逆転して大幅に優位に立ち、尖閣諸島の領有や日米同盟を揺るがす
事態になったと警告する報告書を出した。22日付の産経新聞が報じた。
報告書には、中国人民解放軍が2010年ごろから海軍を増強し、好戦的な傾向を強めた結果、「尖閣諸島を
奪取し、日本を屈服させるのも容易になった。米軍に介入させない具体的な尖閣占拠のシナリオも作成した」
との驚くべき分析結果を掲載している。
日本側も対策は取っている。海保は23年度までに大型巡視船など計12隻を増やす計画を立て、尖閣諸島の
守りの強化を図っているが、まだまだ足りない。
そこで、前出の護る会のメンバーは19日、岡田直樹官房副長官を首相官邸に訪ね、「(これまでの)
わが国の対応では、尖閣諸島を守ることができない事態に直面する。尖閣を守る意志を明確に示し、正常な
日中関係を再構築するように求める」(青山代表)として、「緊急提言書」を提出した。
岡田氏は「安倍晋三首相に手渡す」と応じた。注目の内容は別表の通り。
新型コロナウイルスの感染拡大で延期された、中国の習近平国家主席の国賓来日も取りやめるよう求めている。
山田氏は「日本政府が7項目を実行しなければ、最悪の結果をもたらしかねない。周辺海域で同盟国・米軍と
合同演習を行うなど、常に連携する状況にしておく。海難救助や気象観測、海上監視のための『魚釣島測候所』
の設置も進めるべきだ。国際世論も味方につけて、中国との宣伝戦にも勝たなくてはならない。
及び腰ではダメだ。一歩も引き下がってはならない」と語っている。
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尖閣危機!日本漁船追い回す中国船の映像公開せよ 元海上保安官・一色正春氏が提言「中国は尖閣侵略の意図を隠さなくなった」 2020.5.26
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(1988年中国のドキュメンタリーフィルム)
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