https://jp.sputniknews.com/politics/201704103521283/
朝鮮半島が緊張 中国の北朝鮮特別代表が懇談のためソウルへ
© Fotolia/ jdavenport85 政治 2017年04月10日
武大偉中国外交部朝鮮半島事務特別代表は10日月曜、
朝鮮民主主義人民共和国の政策の結果に絡んだ地域情勢を話し合うため韓国を訪問する。
韓国外務省が明らかにした。
スプートニク日本
観測筋は武特別代表のソウル訪問が習国家主席の訪米後に、また中韓間の協議が
カール・ビンソン原子力空母を先頭とする攻撃空母群が朝鮮半島に向けられているなかで行われるに注意を向けている。
このことから専門家らは、これらは米国の軍事力のアピールとの帰結を表しているものの、
一方で米国が北朝鮮へ攻撃を行う可能性も否定してはいない。
その論拠として専門家らは、先週に米国がシリア空軍基地に行ったミサイル攻撃の例を挙げている。
http://www.sankei.com/world/news/170410/wor1704100047-n1.html
対北対応で中国高官が訪韓 「挑発なら強力措置」で一致 THAAD配備反対は不変
北朝鮮核問題を巡る6カ国協議議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表が10日、韓国を訪れ、韓国外務省の金●均・朝鮮半島平和交渉本部長と会談した。両者は、核実験など北朝鮮の追加挑発には「強力な措置」で対応する考えで一致した。
聯合ニュースによると、武氏は数日間滞在し、5月の大統領選の各陣営とも接触、北朝鮮を巡る中国側の立場を伝える構えだ。
金氏は会談後、記者団に「北朝鮮が核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などを強行した場合、国連安全保障理事会の制裁決議に従い、強力な追加措置が必要だとの見解を共にした」と述べた。
武氏は、6、7両日の米中首脳会談を通じ、北朝鮮核開発が深刻な段階にあるとの認識を米中両国が共有したことなどを韓国側に説明。一方、韓国への配備が進む米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」について、改めて反対の立場を伝えた。(共同)
●=火へんに共
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