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「核密約」暴露──今こそ、非核三原則を問う

2010年03月11日 12時26分21秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

「核密約」暴露──今こそ、非核三原則を問う

岡田外相は、米核搭載艦船の日本寄港などの「核密約」があったと認定。合わせて「非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず)を堅持する」と述べました。国民や識者の見解が二分する本件について、黒川白雲政調会長より、メッセージをお届け致します


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【黒川白雲政調会長寄稿】
左翼政党や過激派が主張しているように「憲法9条があったから、日本の平和が守られて来た」のではなく、「米軍基地」の存在と、米軍の「核の傘」によって、日本の平和が守られて来たのは自明の理であります。

今、鳩山政権は、普天間基地の県外・国外移設案に表れているように、在日米軍基地の追い出しを図ると共に、「核密約」の暴露によって、米軍の「核の傘」を排除しようとしているように見えます。

実際、岡田外相は、これまで米国に核先制不使用宣言を求め、「核の傘から半分踏み出す」としてきました。福島社民党党首も「核密約」認定を受けて、「非核三原則がぶれないよう法制化が必要」と言い出しました。

日米関係の微妙なこの時期に、あえて日米密約を暴露することは、日米同盟の亀裂を更に深める以外に何の意味も無い行為です。

しかし、歴代の首相や政府が何十年も、国民に対して平気で嘘をつき通して来たことについては、私はスッキリしないものも感じます。

今回の外交文書の調査で、「非核三原則」を提唱した佐藤栄作元首相が「『持ち込ませず』は誤りであったと反省している」と外務省幹部会議で発言していたことが判明しました。

そもそも、米国の「核の傘」で守られる戦略を取りつつ、核を「持ち込ませず」という原則を掲げたことが大きな矛盾を生んでいるのです。
歴代の首相も、この矛盾を知りつつ、国民やマスコミの反発を恐れて、敢えて「非核三原則の見直し」に取り組んで来なかったことは、彼らに「不作為」という「怠慢」、国民に対する「欺瞞」があったと言わざるを得ません。歴代首相が次々と「核密約は承知してなかった」と発言していますが、暗黙の了解で承知していたはずです。

今回の「非核三原則」と「核持ち込み」の関係は、「憲法9条」と「自衛隊」の関係と酷似しています。日本政府は「建前と現実」という「嘘」と「詭弁」を使って来ました。その矛盾が、現実の国際情勢、国防の危機において破綻しかけているのです。

岡田外相は、日本の歴代政権が政策を見直さなかったことについて「怠慢と言われても仕方がない」と強く非難しました。しかし、「核密約」を認定をしておきながら、「非核三原則を見直さない」とする鳩山政権も、同じく「怠慢」であります。今こそ、勇気を持って、「非核三原則の見直し」に取り組むべきです。

もちろん、米海軍が戦術核を撤去し、大陸間弾道ミサイル等の戦略核が主力となっている現在、政府が言うように「アメリカの核兵器が日本の領域内に存在している必要はない」面もあります。

しかし、有事の際の核持ち込みの可能性、核シェアリングや、トリップワイヤー(仕掛けわな戦略。自国に同盟国の軍事を配置することで抑止力を高める)等を考えると、「非核三原則」を見直すことが、日本の国防強化の選択肢を大幅に拡大し、「核抑止力」強化に繋がることは間違いありません。

幸福実現党は、中国・北朝鮮の核兵器の脅威に対する「核抑止力」の強化に向け、全力を挙げて取り組んで参ります。

黒川 白雲
http://kurokawa-hakuun.hr-party.jp/news/

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