キラーロボットをどう考える? AIに関する問題に答えを出せるのは宗教だけ
2019.09.11https://the-liberty.com/article.php?item_id=16238 The Liberty Webより
非営利の国際人権組織「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の武器局アドボカシー・ディレクターで、
「キラーロボット反対キャンペーン」のグローバル・コーディネーターを務めるメアリー・ウェアハム氏は、
このほど東京都内で記者会見を開き、キラーロボットを禁止する条約を制定すべきだと訴えました。
キラーロボットとは、人間が操作することなく、標的とした人間を殺傷する人工知能(AI)兵器のこと。
よくSF映画に登場するような、恐ろしい殺人ロボットです。
キラーロボットの開発は、今現在も進んでいます。例えば、アメリカやロシア政府は、
国家プロジェクトとして多額の資金を投入し、人間があまり関与しなくても、標的を選び、
攻撃できるような開発を進めています。
こうした状況に対して、ウェアハム氏は、「キラーロボットをめぐる道徳的、倫理的、法的、
運用的、技術的、拡散性、国際的安定性をめぐる懸念は、減るどころか増えている」と指摘します。
たしかに、キラーロボットの登場によって、戦争のあり方は根本から変わってしまうでしょうし、
一度生産されてしまうと使用を防ぐのは困難です。
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