京大授業妨害事件 「社会で許されぬ犯罪行為に関与…厳正に対処」京大が談話発表
産経新聞 3月1日(火)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160301-00000540-san-soci
中核派系全学連の学生らが京大キャンパスをバリケード封鎖した授業妨害事件で、京都府警などに威力業務妨害容疑で、京都大工学部の作部羊平容疑者(24)ら6人が逮捕されたことを受け、京大は1日、談話を発表した。
現役の京大生から逮捕者が出たこともあり「授業を受ける他の学生や働く教職員の迷惑も顧みず、到底一般社会では許されない犯罪行為に関与したことは、誠に遺憾」とコメントした。
また、京大は「捜査に協力するとともに、学内でも厳正な対処を検討する」との姿勢を改めて示した。
「マジ迷惑」 京大中核派バリケード解除させたのは学生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160229-00000036-asahi-soci
「マジ迷惑」 京大中核派バリケード解除させたのは学生 朝日新聞デジタル 2月29日(月)18時20分配信
安全保障関連法成立後の昨年10月、京都大での抗議活動で授業を妨害したとして、京都府警は29日、
中核派全学連委員長で元法政大生の斎藤郁真容疑者(27)ら3人を威力業務妨害容疑で逮捕した。
他のメンバー3人も逮捕状を取った。大阪府警などと中核派の拠点・前進社の関西支社(大阪市天王寺区)、
京大熊野寮(京都市左京区)のほか、福島市や那覇市の拠点など数カ所の捜索を始めた。
昨年10月27日午前6時前。まだ薄暗い京都大キャンパスに、中核派全学連のメンバー約40人が続々と集まってきた。
語学の授業に使われることが多い「吉田南1号館」前に、鉄柵や机でバリケードを築いた。
午前9時、出勤した大学職員が詰め寄る。「校舎を封鎖するストライキは違法。
日本は法治国家であり、法律の枠内でやるべきだ」。
メンバーらは応じず、授業は休講や教室変更を余儀なくされた。
1カ月前に安保関連法が成立したばかり。
斎藤容疑者らはマイクを握り、学生らに呼びかけた。
「日本も戦争に加わろうとし、世界中で戦争や反対運動が起きている。
我々はただ座って授業を受けているだけでいいのか。今こそ立ち上がるべき時ではないのか」
大学は京都府警に警備を要請。機動隊員約170人が駆けつけ、周辺は物々しい雰囲気に包まれた。
そんな中、バリケードを解除したのは一般の学生たちだった。「英語の授業に出られない」「マジ迷惑」。
ツイッターに苦情が飛び交う。正午すぎ、メンバーから「大学当局に加担するのか」と抗議されながら鉄柵や机を次々に撤去した。
法学部1年の男子学生(19)は「僕らの学ぶ機会を奪う権利は彼らにない。
主張したいなら他人に迷惑をかけず、堂々と言論で訴えればいい」と憤った。
中核派団体(ほとんど京大生じゃない)が大学の校舎を占拠 ↓