竹内まりや、紅白初出場…異例の生放送出演、特別企画で「いのちの歌」歌う
NHKはこれまで何度も出演の打診をしてきたが、竹内はその度に断りを入れていた。転機となったのは今年3月、同局の特別番組「竹内まりや Music&Life~40年をめぐる旅~」への出演。番組スタッフと信頼関係を築いたことが大きな後押しとなり、初出場が実現した。竹内が生放送に出演すること自体、極めて異例。ライブも少なく、生歌を聴くことができる貴重な機会になりそうだ。
「いのちの歌」は、人と人との出会いや何げない日常の大切さを歌ったバラード。「だんだん」では三倉茉奈(33)・三倉佳奈(33)が歌唱し、自身も12年にセルフカバーしている。
竹内は1978年にデビュー。「September」「不思議なピーチパイ」などのヒット曲を連発し人気を集めたが、81年に休養宣言。82年4月に音楽シーンのトップを走っていたシンガー・ソングライターの山下達郎(66)と結婚した。84年に復帰し「シングル・アゲイン」などで再びヒットを飛ばす一方、「駅」(中森明菜)、「色・ホワイトブレンド」(中山美穂)、「MajiでKoiする5秒前」(広末涼子)など数々の名曲を提供。竹内のバンドマスターも務める山下とともに日本のポップシーンをけん引した。
今年9月発売のアルバム「Turntable」はオリコン週間アルバムランキングで1位を記録。女性アーティストで初めて昭和・平成・令和の3時代で1位、女性アーティストで最年長1位(64歳6か月)を獲得した。今年の日本レコード大賞特別賞も受賞するなど、節目の年にふさわしい活躍を見せていた。
◆竹内 まりや(たけうち・まりや)1955年3月20日、島根県大社町(現・出雲市)生まれ。64歳。78年11月「戻っておいで・私の時間」でデビュー。「September」で日本レコード大賞新人賞を受賞。82年4月に山下達郎と結婚し、1女をもうける。ベストアルバム「Impressions」(94年)が350万枚を記録。今年5月、文部科学大臣賞大衆芸能部門を受賞した。
「Miyabi」こと竹内まりやが作り、
茉奈佳奈が歌った「いのちの歌」の児童合唱バージョンです。
いつの日か世界中に平和な日常が訪れますように…
【合唱版】いのちの歌(同声二部合唱) 【歌詞付き】
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