理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

サウジアラビアでシーア派指導者処刑 混沌とする中東情勢  2016.01.03

2016年01月04日 11時47分34秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10722 The Liberty Webより

サウジアラビアでシーア派指導者処刑 混沌とする中東情勢

 写真は、サウジアラビアのイスラム教の聖地メッカに立つ、カーパ神殿。(Wikipediaより) 

サウジアラビアでシーア派指導者処刑 混沌とする中東情勢  2016.01.03

国民の8割超がイスラム教スンニ派を占めるサウジアラビアで2日、47人の囚人が処刑された。

その中に、イスラム教シーア派の指導者ニムル・アル=ニムル氏が含まれており、中東で物議を醸している。47人中、43人はアルカイダに所属していたとされるスンニ派の人物であり、ニムル氏を含むシーア派の4人は、銃撃や爆撃で警察官を殺害した罪を問われて処刑された。 

深まる宗派間の対立

サウジアラビア政府は、宗派を問わず、「公平」に刑を執行したつもりかもしれないが、同国で排斥されているシーア派側から厳しく糾弾されている。ニムル氏の処刑を受けて、シーア派の大国である隣国のイランでは、怒った市民がサウジアラビア大使館を襲撃し、建物内部から火の手が上がった。シーア派が率いる隣国のイラクでも、有力な宗教・政治指導者たちがサウジアラビアとの国交断絶を求めた。

また、同じスンニ派の「イスラム国」も、スンニ派の人物が処刑されたことを受け、サウジアラビアの軍や警察に対する報復を呼びかけている。キリスト教国である欧米側も、宗教指導者であるニムル氏の処刑が、「宗派間の対立を早急に沈静化させるべきときに、それを激化させることになるかもしれない」として、サウジ側に慎重な対応を求めた。サウジ側は、主にスンニ派による国内テロを抑止するために今回の処刑を行ったと言うが、それが中東のスンニ派とシーア派とイスラム教同士の対立を激化させるだけでなく、国内にさらなるテロを呼び込むことになるかもしれない。

国を転覆しようとするスンニ派の武装集団や、台頭するイランとの対立を懸念するサウジ側としては、頭が痛いところだろう。 

複雑化する中東の紛争

中東の紛争は、宗派間、民族間、そして国家間の利害や主張が複雑に入り乱れ、混沌としている。スンニ派とシーア派の対立だけでなく、欧米側はイスラム圏から波及するテロを懸念する一方、イスラム圏側は、キリスト教国である欧米による介入や、宗派間の分断に対する警戒心もあるだろう。これらの対立を根本までたどっていくと、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の違いや、イスラム教のスンニ派・シーア派の教義の違いに行き着く。

今こそ、それぞれの教えに共通する普遍的な価値を再確認すべきであり、現代にも通用する新しい思想が必要となっていることに気づくべきだろう。(中)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『正義の法』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1591

【関連記事】

2015年12月31日付本欄 【2016年、国際政治の展望】国際秩序の乱れは変わらず、イスラム国問題は続く

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10710

2015年12月8日付本欄 オバマ大統領が演説でテロ非難 日本はイスラム国問題解決に向けた考え方を示すべき

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10591

2016年2月号 欧米から見た日本と「イスラム国」 - 誤解だらけの「イスラム国」Part.1

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10664

 


サウジ、イランと国交断絶 外交官の48時間内退去命じる

2016/1/4(月)7:32 共同通信社

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1970911

【カイロ共同】イスラム教スンニ派の大国サウジアラビアがシーア派の有力指導者らを処刑し、シーア派国家イランとの宗派対立が深まったことを受け、サウジのジュベイル外相は3日、記者会見し「イランと外交関係を断つ」と発表した。両国関係の悪化は決定的となった。

 イランの首都テヘランで、群衆がサウジ大使館を襲撃したのに対抗する措置。ジュベイル外相は「サウジ国内にいるイランの全外交官は48時間以内に国外に退去しなければならない」と強調、「アラブ世界でイスラム教徒同士の衝突をもたらす国家と、もはや関係を維持できない」とイランを非難した。

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (泣き虫ウンモ)
2016-01-04 20:45:34
原油価格の上昇を狙った自作自演なのか?という考えが頭をよぎったのですが違うかもしれませんね。

まぁ、お互いに原理主義的な思考に基づいて行動しているとは、思っていないということですかね。

というか、対立するぐらいに教義が乖離していることすら知りませんw
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。