村山談話検証プロジェクトの一人 藤井実彦氏がコメントを出しています。
https://www.facebook.com/mitsuhiko.fujii/posts/997927436925573
藤井実彦氏 FBより転載
安倍談話は何点だったか?
村山元総理は「何を謝っていたのかよくわからなった」と語った。
中国韓国のメディアは、超批判的・・・・・「村山談話より後退・・」「未来の世代は謝り続けることはないと付け加えた」
なるほど彼ら的には0点ということだろう。落第点ということか。
今回村山談話検証プロジェクトを一緒にさせていただいた藤岡信勝先生は今回の安倍談話についてこう総括された。
『旧敵国との和解を基調とし、平和国家としての日本の立場を訴えたこの談話は、米議会演説を想起させ、首相の思いも伝わり、感銘をもって読んだ。
4つのキーワードが全て入っているとはいえ、それらはより大きな文脈で再解釈されており、現在の政治情勢の中では許容範囲であろう。
戦後日本が国際社会に復帰するについて、寛容の心で手をさしのべた諸国民への感謝の念を表明したことも大切なことだ。
将来の世代に「謝罪を続ける宿命」を背負わせないとの決意は特に評価できる。自由、民主主義、人権といった基本的価値を共有する国々と手を携えるとしていることも重要だ。
歴史の解釈は当然様々な指摘も可能で、日本が国際秩序の挑戦者となったとの認識は近代史の古い学説の影を引きずっている。
しかし、これだけの文書をまとめた安倍首相の政治家としての力量は歴代首相の中で群を抜いており、国民としてこの談話のメッセージを受けとめたい。安保法制はこの談話の延長上にあるもので、習近平よりも安倍晋三を信用して国民はこれに賛成すべきである。 』
さらに同チーム和田政宗先生は下記のように述べておられる。
『安倍内閣総理大臣談話は、安倍総理らしさが出た内容であり国民全体の思いを体現した内容ではないでしょうか。
歴史の事実に沿って、丁寧に正確に述べていたと思います。
村山談話のように、とにかく「侵略」「植民地支配」に言及しおわびするという曖昧な文言の連続になっていません。「侵略」の文言も、日本の行為の一部が仮に「侵略」と評されるならばとの意でした。
欧米による植民地支配への言及もありました。
先の大戦を経験しての不戦の誓いがしっかり分かる内容です。
「先の世代の子供達に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」
その他の文言を含め、未来志向の内容にもなっていると思います。
安倍内閣総理大臣談話は、私が質問主意書や国会質疑で問うた村山談話のあいまいな文言や、私の著書『村山談話20年目の真実』で警鐘を鳴らした文言について、歴史的事実をもとに正確に述べようという作業がなされた談話になっていると思います。
本来であれば政府はこうした作業をもっと早くすべきでした。』
今回の安倍談話は、結果論として、実に考え抜かれた文言を駆使した、お詫びと反省に満ちた文言だった。
それは日本という国家だけを断罪することなく、当時の時代背景を踏まえた、20世紀全体の問題点を俯瞰した、世界全体が学び、そして教訓として組むべき文言として、「侵略」、「植民地支配」、「お詫び」、「反省」という重要ワードが散りばめられていた、という意味である。
日本のことをあえて貶めるような自虐史観に満ちた文言ではなかったのだ。
ということは、「国際秩序への挑戦者」という文言によって地雷を踏んだかに見えた安倍総理の談話であったが、実に巧妙に日本国としての誇りを保った文章としても取ることができよう。
我々、村山談話検証プロジェクトのメンバーが理解する限りにおいて、今回の談話は、及第点をはるかに超え、100点を挙げても良い談話だったのではないかと思う。(私の個人的感想ですが・・)
中韓や村山元総理が0点なら、大変おこがましいことだが、こちらは100点を差し上げたいと思う。
彼らが地団駄を踏むということは、
「ピンポーーン、この談話、正解でした」
「彼らが期待していた文言は、上手にスルーされました」
ということだと思うのだ。
村山談話の問題点をしっかりと理解された上で、今回の談話を出されたことを強く感じた次第だ。
未来の子供達に謝罪を繰り返させる、という悪癖の連鎖を断ち切るために、強い姿勢で臨んだ安倍談話。
後世に残る名談話として、今後の日本へ輝きを放つことだろう。
今後とも私自身、安倍総理を全力で応援させていただきたいと思います。
本当にご心労の多い談話作成であったと思います。
休暇中、少しでもお休みいただけるように、心より祈念申し上げます。
藤井実彦
https://www.facebook.com/texasnightcom/posts/948642121863055
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保守の皆様の中で、今回の安倍談話について不満足だ‼
修正を早くも求める方達もいらっしゃることは知っております。
私もその気持ち、深く理解できるものの一人です。ただ、
談話を出すこと自体不必要なことだったわけですよね、本来。
20年前に村山談話を出し、個人的ご意見と中華人民共和国様のご高説を含んだ自虐ネタ満載の談話を発表し、
世界に広げた大罪が、今の日本の立ち位置を半ば決定づけてしまったんですね。
その修正が迫られていたのが今回の流れです。
それでは修正できたか否か。
私は相当軌道修正できたと思います。
この論点が非常に重要ですね。
小泉さんはただ恥の上塗りだった。
安倍総理は軌道修正した。
この大変さがわかっていないから、批判が出るのでしょう。
村山談話の元にレールが敷かれ、日本国という電車はそのレールの上を走り続けてしまったんです。
「このレールの上を走れば国際的にも認められ、中国様、韓国様も感激して押し黙るサァ」
と思ったのでしょう。結果はどうだったか?
ドンドン中韓からは押し込められ、慰安婦問題、南京攻略戦のウソが、世界に広がってしまった訳ですね。
そこからどこの位置まで日本の立ち位置を半ば強引に引き戻すのか?
この極めて難しいオペレーションを行ったのが今回の安倍談話です。
ですから、原理原則から言えばもちろん問題は残っているじゃないか‼
と言う気持ちはわかるのですが、ここはある意味、違う視点で捉える姿勢も必要なのではないかと思います。
今回安倍総理は、自身の出来る範囲内で、最大限の努力をされたと私は理解します。
なぜなら、来年以降は憲法改正を行わなければならないからです。この時に味方につけておくべき相手は誰か?
最大限の落し所を今回は模索したのだと私は思います。
その点も考慮に入れて、さらに検証してゆくべきでしょうね。
政治は結果責任が問われ、国家には継続性が求められます。
この厳粛な事実が、実は民主党政権が3年で消えた自浄作用に繋がっているわけですね。
政権がいくら変わろうとも、簡単には変わらない部分が政治、行政にはあるからこそ、安定して国家が運営され、国際社会の信用が担保される訳です。
その根幹でもある総理談話を軌道修正した意義は、かなり大きいでしょう。
この村山談話に基づき、日韓共同宣言、日中共同宣言ができ、外務省はこの談話を踏襲するよう、歴代総理にブリーフィングしてきたのが事実。
だから第一次安倍政権でも、村山は否定せず、踏襲したのです。
悔しかったでしょう。
このハードルの高さを一番知っているのが安倍総理だったのだと理解すれば、今回の安倍談話がどれほどの意気込みで出されたか、理解できると思います。
村山談話を研究、調査したものとして、私は今回の安倍談話には100点満点をあげたい。
それほど大変なんだって、コレは‼
よく決断されたと思います。
ちなみに最後に公明党や、他の方達から出た21世紀懇談会の答申によって文言が変更されたウンヌンは、単なるガス抜きのイメージを持たせる為であり、原案はほとんどかわっていないと推察します。
我々社会人ならよくやるでしょう。うるさ型の上司に案件持って行く時、絶対に修正されるような部分を作って
「流石ですね、部長、その点は全く気付きませんでした‼」
と相手に花を持たせる手法ね(笑)
単なるガス抜き。
まだまだいろいろな評価が今後出てくると思いますが、私は今後も変わらず、評価できる談話になったと思います。
藤井実彦
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我々保守としては、当然歴史的背景を鑑みれば、「侵略」という言葉を使うべきでないし、お詫びに関しても自虐的な文言を使うべきでないことは自明の理だ。
しかし内外の圧力に押され、この文言などは入る方向で調整されているという報道が流れている。・・・
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