世界は協調介入が原則と見ている
2011-11-02
中野雄太氏ブログ転載
http://yutasteve.blog.fc2.com/blog-entry-802.html
の引き続き、為替介入に関して書きます。
為替介入は効果が限定的と同時に、するなら協調介入するべき旨を
書きました。早速、世界の反応がありましたので紹介します。
なお、ゼーリック世銀総裁は大のシナ派で日本を軽視する人物
ですが、そのへんを割り引いたとしても、彼の発言は間違っていはいません。
関連記事転載
世銀総裁、日本の円売り介入に「失望した」
読売新聞 11月2日(水)0時45分配信
【ワシントン=岡田章裕】世界銀行のゼーリック総裁は
1日の記者会見で、日本の円売り介入について、
「先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の国が
自由な為替相場制度に介入する場合は協調介入が望ましい」
と指摘した上で、「失望した」と批判した。
ゼーリック氏は「世界経済は非常に厳しく危険な段階にある」
との見方を示し、仏カンヌで開かれる主要20か国・地域
(G20)首脳会議(サミット)で危機収束に向けて強い
メッセージを送るよう求めた。 .最終更新:11月2日(水)0時45分
為替、市場決定が原則―米財務次官
時事通信 11月1日(火)1時35分配信
【ワシントン時事】ブレイナード米財務次官は31日、フランス・カンヌ
で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に向けた記者会見で、
日本の為替介入について「9月の先進7カ国財務相・中央銀行
総裁会議(G7)では、為替相場は無秩序な状況と過度な変動が
ない場合においては、市場が決定すべきだと再確認した」と
指摘した上で、「これが米国の姿勢だ」と述べた。
同次官の発言は、9月のG7声明の繰り返しにとどまり、
日本の介入についての直接的な言及は控えた形だ。
http://yutasteve.blog.fc2.com/blog-entry-803.html
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