ネバダ紙がトランプ氏支持=有力紙で初めて―米大統領選
時事通信 10月25日(火)7時8分配信
【ワシントン時事】米ネバダ州の最大紙ラスベガス・レビュー・ジャーナルは23日、
大統領選で共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を支持するとした社説を1面トップに掲載した。
米メディアによると、トランプ氏支持を打ち出した有力紙は初めてだ。
同紙は「トランプ氏は魔法の万能薬ではないが、特権的な政治エリートに混乱と不快を
もたらすことを約束している」と支持の理由を説明した。
政治専門紙「ザ・ヒル」の23日時点の集計では、発行部数上位100位以内の米紙のうち、
民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持する社は52社。
小政党リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン候補(63)は、トランプ氏を上回る3社の支持を得ている。
大統領選まで約2週間となったが、態度を決めかねている社も多い。 (了)
関連記事
FBI幹部の妻へ多額寄付=クリントン氏側近に疑惑-米大統領選
時事通信 10月25日(火)8時28分配信
【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは24日、民主党のマコーリフ・バージニア州知事の
政治団体が2015年の州上院選に際し、連邦捜査局(FBI)幹部の妻に選挙資金として
約47万ドル(約4900万円)を寄付していたと報じた。
知事は大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の側近で、共和党は
同氏の私用メール問題をめぐるFBIの捜査に影響したのではないかとして追及する構えだ。
ジャーナル紙などによると、この幹部は当時のマッケーブFBI副長官補。
16年1月に副長官に指名され、私用メール問題をめぐる捜査を監督する立場に立った。
FBIは同7月、クリントン氏の訴追見送りを発表した。
共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏(70)は24日のフロリダ州の集会で
「捜査過程を捜査しなければならない。クリントン陣営は政府を腐敗させている」と攻撃した。(了)
.
・