いきなりこんな日本のそばで発生
バッタの大群は、この数日間中国でも現れた。しかも、インドやパキスタンと隣接する中国の西南地域でではなく、反対側の東北地方の黒竜江省と吉林省が発生地である
北海道の食糧は既にアリババによって買い占められています。やがて北海道の食物は日本人の口には入らなくなるかも知れないのに政治家たちには何の危機感も問題意識もない。
— イシマエル (@PNFBLRp1Ulm4pGh) June 10, 2020
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黒竜江と吉林
「一帯一路」を駆けるバッタ- 標高の高いヒマラヤ山脈を超えることは難しくパキスタンから中国に直接飛来することは稀だった-上海税関は4月24日、梱包用木箱からサバクトビバッタが初めて発見されたと発表。
「一帯一路」を駆けるバッタ
その一方で、パキスタンでのバッタ対策には、中国自身を守る意味もあるとみてよい。パキスタンで大繁殖すれば、中国にもサバクトビバッタがやってきかねないからだ。
サバクトビバッタは風に乗って1日に150キロ近く飛ぶが、標高の高いヒマラヤ山脈を超えることは難しく、パキスタンから中国に直接飛来することはこれまでも稀だった。
しかし、南米原産のヒアリが日本で繁殖しているように、ヒトやモノの移動が虫の移動を促すことは、これまでにもあったことだ。上海税関は4月24日、梱包用木箱からサバクトビバッタが初めて発見されたと発表した。
この荷物の出発地は「西アジアの国」としか発表されておらず、パキスタンとは限らない。
しかし、中国が猛烈にアプローチするパキスタンからは、中国に年間18億ドル以上の物資が輸出されているため、今後サバクトビバッタが人間によって中国に持ち込まれる可能性は否定できない。
だとすると、中国がパキスタンでバッタ対策を強化することには、自衛の意味があるとみてよい。
サバクトビバッタは「一帯一路」によって移動を促されているのである。
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動画追加 - 作物食い尽くすバッタの大群、ドローンで追跡・殺虫剤散布 インド