野田直勝内閣の倒幕は財務省と官僚の倒幕なのです。
Angel i Times さん 転載
直勝内閣の倒幕シナリオ
日の本の大国を救国・護国して行くには、
野田直勝内閣の政権交代をさせなくてはいけません。
直勝内閣の倒幕は財務省倒幕を意味するのです。
2年前、鳩山由紀夫は政権交代を前に、「官僚主導との決別」
「財務省支配の打破」「政治を国民の手に取り戻す」
などと連呼していた時を思い出して欲しい。
一体、あの公約は何だったのか?。
民主党はこの2年、党内抗争に明け暮れて、
首相はすでに3人目。国民がその体たらくに呆れて
いるうちに、いつの間にか、この国は財務省と
その帝国の王・勝栄二郎によって、
乗っ取られてしまったのである。
脱官僚どころか官僚から返り討ちにあって
乗っ取られてしまったのです。
「勝総理」による、財務省の復権と増税計画は、
いまこうしている間にも着々と進行中だ。
政府はすでに、震災復興財源として所得税や法人税、地
方税などの増税を打ち出しているが、問題は消費税である。
財務省が消費税アップに執念を燃やすのは、
それが、吹けば飛ぶような政権の帰趨に左右されない、
恒久税だからだ。
かつて、政府が景気浮揚のための財政出動をしようと
した際、主計局長だった勝がクビを縦にふらず、業を
煮やした亀井静香金融担当相(当時)が、「勝のクビを切れ!」
と当たり散らしたこともあった。
その亀井ですら、周囲にこう語っている。
「よく勝を呼びつけて怒鳴りつけるんだが、あいつは
呼べばすぐにやってくる。可愛げがあるんだよ」
だが、勝とは果たして、「可愛い」などという表現で
済まされるような、生ぬるい官僚なのか。
旧大蔵省出身の民主党・田村謙治代議士は、笑顔の裏
に隠された、勝の表向きとは違った強面の一面をこう評する。
「勝さんは、自分の気に入らない人材は全部、飛ばす。
たとえば勝さんは最低3年は次官を務めると言われていますが、
そのために、自分の1期下、2期下のエース候補は全部潰してきた。
いまの財務省の幹部たちは、みな勝さんのお眼鏡にかなった、
「勝帝国」の子分たちなんですよ」
勝の「力」の根源は、与野党を問わずあらゆる方面の
政治家、識者、大手メディアとの人脈だ。
前出の亀井のように、本来は増税反対の者ですら、
個人レベルでの勝シンパは多い。
それは、勝が主計局の「実働部隊」として、長く現場での
折衝や情報収集にあたってきたからだ。
そして、「日本語がヘタ」と揶揄されたほどの素朴な
語り口を逆に利用し、会った政治家を籠絡していく術を、
勝は心得ている。
財務省出身の和田隆志代議士(民主党)はこう語る。
「勝さんの力は、いわば「ソフトパワー」なんです。
適当なおべんちゃらを言うのではなく、朴訥な口調で
余計なことは一切言わず、政治家をその気にさせて、
乗せるのが抜群に上手い。
勝が、個々の政治家の特質を把握していることが
よく分かるエピソードがある。
「10年夏の参院選で、当時の菅直人首相は、
唐突に消費税の増税問題を争点に取り上げ、物議を醸した。
実はその背後にいたのも勝だというのだ」。
(つづく)
転載、させていただいた記事です
http://plaza.rakuten.co.jp/hiyoritohinata/diary/20120308/