咲くさく記録

日々の鑑賞記録です!

【舞台】HAPPY WEDDING

2023-03-11 00:00:16 | 舞台

 

2月17日(金)から始まったこちらの舞台を観劇させていただきました!
“最少人数”で、“演劇”をするプロジェクト“SOLO Performance ENGEKI”第三弾!

ということですが、今回初めての観劇になります!

舞台 HAPPY WEDDINGについてはこちら!


公演期間:2/17(金)~2/26(日)
会  場:飛行船シアター(新宿御苑駅 徒歩5分)

主  演:梅津 瑞樹

演  出:粟島 瑞丸

脚  本:宮本 武史

企画・プロデュース:東映

 

HPはこちら
↓↓↓

 

SOLO Performance ENGEKI「HAPPY WEDDING」

SOLO Performance ENGEKI「HAPPY WEDDING」

最少人数”で、“演劇”をするプロジェクト“SOLO Performance ENGEKI”第三弾!「脚本:宮本武史、演出:粟島瑞丸、出演:梅津瑞樹」の布陣で、完全オリジナルのまったく新しい...

 

 

 

 

チケットは今回このような感じで分けられておりました!

 

私はお祝い席(プレミアム席)で鑑賞させていただきました。

公演パンフレット付きでこのお値段はかなりお安いのではないでしょうか?
最近では、1万円を超えてしまう舞台が多いためかなり良心的だと思います。

今回の舞台は、原作のないいわゆる「ストレート」な舞台です。

 

東映は、2021年、“SOLO Performance ENGEKI”という“最少人数”で、“演劇”をするプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトは、演劇を“ひとり芝居”という形で、

新たなエンターテインメントとしてキャスト・スタッフを最少人数にて上演していくプロジェクトの第三弾とのことです。

 

コロナ禍で大人数が関わる舞台では感染の可能性が高まり中止になってしまうことから新しく考えられたプロジェクトなのでしょう。

 

 

【感想】

よかったところ

・まず脚本が良かったです。
一人芝居であり、舞台上にいる人数は必ず一人になってしまいます。
それなのに随所に散りばめられた浮く線の数々!

一度しか観劇していませんが、それでも「ああ、そういうことか!」と
思わず声が漏れてしまいそうになる瞬間が何度かございました。

きっと何度も繰り返し見ても、新たな伏線に気づくことができて楽しめるのではないでしょうか?

今回の物語は結婚式が舞台となっております。

この歳になると、周りが結婚しだし親にもそれとなく言われますが
どうしても結婚というものに良いイメージを抱けていない私は、「どうせこの物語も」と思っておりました。

大体において、結婚式のお話は結婚にプラスなイメージか、どんでん返しを描くならマイナスイメージが多い気がします。

梅津さん演じる主人公のはじめの入場時からそこはかとなく、匂わせる「ただの結婚式」ではない演出でした。

観客が結婚式の列席者となり、まるでその場に居合わせているように感じることができました。

また、梅津さんの演技力が素晴らしくかなりの数のキャラクターが出てきましたが全てしっかり演じ分けておられたため、
物語がスムーズに入ってきやすかったです。

演出、脚本、演者すべてがとてもわかりやすく、かつ伏線や演じるということの凄さを楽しませていただけました!

演劇初心者の方も、関係者の方も是非とも見て見ていただきたい作品だなと感じました!

また、次回あったら足を運びたいと思います。

 

そんなこんなですが、全14公演スタッフの皆様、キャストの梅津さん、オタクの皆様、お疲れ様でした!
こちらを観劇された方は是非是非コメントで感想を教えてくださいね!

 

 


【舞台】モノノ怪

2023-02-17 10:39:00 | 舞台

 

2月4日(土)から始まったこちらの舞台を観劇させていただきました!
アニメ モノノ怪を原作に行われた舞台です。

舞台 モノノ怪についてはこちら!


公演期間:2/4(土)~2/15(水)
会  場:飛行船シアター(上野駅 徒歩10分)

主  演:荒木 宏文さん(薬売り役)

演  出:ヨリコ ジュン

脚  本:月森葵

制  作:Office ENDLESS

 

HPはこちら!
↓↓↓

舞台「モノノ怪~化猫~」公式サイト

舞台「モノノ怪~化猫~」公式サイト

2007年に”ノイタミナ”ほかにて放送されたアニメ「モノノ怪」舞台化決定!2023年2月4日(土)~2月15日(水) 飛行船シアター

 

 

 

チケットは今回このような感じで分けられていました!


今回私はアクリルスタンド(特典)付きのS席で鑑賞させていただきました。

かなり前方のお席で、舞台上の役者さんの表情がしっかり見えました。

飛行船シアターは2022年春にできた新しい劇場です。

会場自体はとても綺麗で、椅子も座りやすかったです。


アニメ・原作ともにモノノ怪は見たことがありませんでしたが、

公演期間中に舞台で行われる「化け猫」のお話がYouTubeにアップされておりましたので

そちらを拝見してから向かいました。

 

【感想】
よかったところ
・役者さんそれぞれが原作(アニメ)を意識された話し方や声の出し方をされており
原作の雰囲気を感じることができました!

・今回特に玉置役の夢以さんのお声がとても綺麗で、仕草もとても可愛くてずっと見てられました!

・役者さんの演技は一人一人とても素晴らしく、悪役の方は不覚にも
「絶対許さん。死んでも許さん」とこちらが思わず共感してしまうほど憎らしく演じられておりました。

・客席通路を利用した演出
(コロナ以降そういった演出がなくなっておりましたので、とても懐かしく感じました)

 

個人的に残念だったなと感じた点

・プロジェクションマッピングの使い方について
重要なシーンやOPのキャラと役者紹介など観劇する上で、比較的大事な情報が
舞台上方の壁にて投影されており、前方席ではほとんど見れなかったです。
上に投影されているのを気づいた時にはもう遅かったです。

 

今回、かなり疑問に思ってしまった点は
私が着席した席が特に注釈付きでもないお席ということです。
物語上かなり大事なシーンが全く見えないというのはすごく残念に感じてしまいました。

これが全てS席、またはA席と注釈付きのくくりでなければ特に疑問も出なかった気がします。

どの舞台でも見えない範囲というのは出てしまうのは仕方がないことだと思います。
前方席の方は、役者さんのご贔屓の方で役者さんのお顔と演技さえ見られれば
特に演出や、劇の内容に不足があっても問題ないと考えられているのかな?
と感じました。

また、パフォーマーの方のエアリアルの演出は上部の照明が

今にも落ちてしまうのではないかとハラハラしてしまいました。

 

もし次回が再演または続編があったら、内容をしっかり見たい方はA席や後方席をお勧めします!

そんなこんなですが、全17公演スタッフの皆様、キャストの皆様、オタクの皆様、お疲れ様でした!
こちらを観劇された方は是非是非コメントで感想を教えてくださいね!