今回は友人の頼みで「恩人のパソコンのパスワードを解除できないか?」と言う相談です。
ただ、この友人全くの「パソコン音痴!」話を聞いても「なんか知らんけど開かへん。」
「どんなパソコン?」「白いノートパソコン。」 「OSは?」「Windows」・・・?・・・!・・・ 参った!
とりあえず恩人宅を訪問することにしましたが、待っていたのは「NEC LaVie L LL150WG」
アチャ~ッ 「Windows7」じゃん!「XP」や「Vista」なら「Admin」権限で入れば簡単なのに!!
と言うことで現場でちゃっちゃと解除すると言う目論見は脆くも崩れお持ち帰りでじっくりと。
実はこのパソコン友人の恩人のご主人が南米に単身赴任の友として持って行かれてたんですが
ご不幸にも現地でマラリアにかかりそのまま他界された遺品。
残されたご家族はパソコンが全く使えない為、壊れても構わないが写真DATAだけでも確認し
出来れば、取り出して欲しいという強い思いを持っておられました。
同じ長期単身赴任経験者としてご家族の思いは痛いほど分かります。
ココはどんな手を使ってでも開かねば!!最悪HDDを取り出してスレーブでOPEN?!?
落ち着いたところで、まずは外観チェックから。
見たところ大きな傷や割れはなさそうです。
取り敢えず電源を投入し 「ロゴ画面」が出ている間に「F2キー」を押下
「バイオス画面」を開きます。
バイオスにはパスワードは掛かってませんでした。Luckey!掛かってたら面倒くさいもんね。
「詳細画面」を軽くチェック 各パスワードを確認し 起動順位を 念のために「デフォルト」に戻して
パスワードのリセットをしようにもメディアやデバイスが在る訳も無く
仕方が無いので「Tool」を作ります。 (悪用厳禁)
完成したのが「ophClack」 PCにSETして再起動
そうなんです、この為にバイオスで起動順位をデフォルトに戻しておいたんです。
変にいじってあったりするといつまでたってもHDDから起動しますから!!
無事、起動すると「Linux」の起動画面の後「ophClack」が起ち上がります。
面倒くさいので「Automati」モードのまま待っていると解析が始まり
パスワードが「Crack」されました。 ディスクをPCから取り出し再起動。
写真DATAや動画DATA、E-mailをDVDにコピーし無事、ご家族のご要望に応えることが出来ました。
残ったパソコンは「家電回収にこのまま出します。」というとっても危険なご回答だったのでPC内のDATAをすべて「完全消去TOOL」で抹消しこちらで処分することにしました。
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