写真は茶の花
先週の事でした。山道を歩いていると茶の花が咲いていました。
畑と山道の垣根にお茶の木が植えられているのです。何度も通った事のある道なのですが茶の花をじっくり見るのも写真を撮るのも初めてでした。
茶の花の事を歳時記で調べてみますと冬(初冬)の花でちょうど今頃、秋末から初冬にかけてが花期だそうです。
白色五弁の小さな花、多数の金色の蕊が特徴だそうです。椿、山茶花と同類ながら華やかさはなく、わび、さび、そのものを見せているような花のさまが、茶人たちに喜ばれたそうです。
それからこの花は俯向いて咲くらしいのですが写真の花は上向きでした。その事を句にしたのでしょうか!皆吉爽雨の句に「茶の花のたまたま大に仰向きに」があります。
私も一句詠んでみました。
茶の花や
一服の香の 山ふもと
ー文つぼみー