だんだんと「孫」の話を耳にすることが多くなってきました。
特に、赤ちゃんから幼児となる年代では
目に見える成長が著しくて
話を聞かせて頂く私も
楽しくて嬉しくなります。
子供の成長というのは
出来なかったことが出来るようになる、
という“プラス”ばかりです。
それを 成長 と言ってしまうと
そんな話題に花を咲かせていた自分たちの年代は、出来ていたことが出来なくなってきた、という“マイナス”を感じてしまったり。
いわゆる 老化 というやつです。
ですが
実際のところ
この 老化 という現象の中に 成長 がないわけではないですよね。
肉体的、身体的には
以前よりできるようになった、という進化は
なかなか感じにくいことが多いのかもしれませんが
毎日の積み重ねの中で
見て、聞いて、読んで、話して、
感じて、体験して、
小さな情報ひとつにしても
何かしら得ているのですから
実はどんどん
プラスされているってことに
気づいたのです!
とはいえ、
すべてをおぼえているわけではないですから
「成長してるなぁ、自分!」
なんて実感することは
そうそうないかもしれないですが
「これ以上成長することはない、現状維持がやっと。」
というのは
体の機能解剖学的なことが多くを占めているわけで、
実際の自分自身の年輪は
こうしている今も
成長を続けているわけです!
一年前の自分より
考え方が変わった、とか
十年前の自分より
感じ方が変わった、とか
変化は進化。
現状維持にこだわって
変わらずにいようとすることは
自然ではないのだとわかりました。
老化により
出来なくなったことで
寂しさを感じてしまうのもありますが
出来てる頃には感じなかったことが
出来なくなってみてわかった、
それもが収穫ということですね。