そんなフレーズを
毎日のように耳にしていた時代もありましたね。
(ｰ■Д■)＜ｲｲﾄﾓ〜！笑
うちの娘には“推しつながり”がいます。
“推し活”を一緒に楽しむ相手です。
きっかけは
InstagramだったりＸ（旧Twitter）でのやりとりから始まってるのかな。
好きなものが同じ、が嬉しい。
熱量が同じ、で盛り上がる。
そして
嫌なことが同じ。←これもけっこう重要（笑）
共感し合えたり
情報を交換したり
一定の距離を保っているというところに
気軽さもあるのだと思います。
そんな娘は
「友達がいない」と言います。
“推しつながり”と遊びに行く、
“同期”と飲みに行く、
“先輩”とごはんに行く、
出かける相手はいるけれど
「友達」ではないようなのです。
あるドラマの
［お腹痛い時に「お腹痛い」と言える相手がいない］
というセリフにすごく共感した、という娘。
自分の弱ってる姿を見せられる相手、
そんな意味になるでしょうか。
推し活を共にする相手には
普段の自分を知らせる必要はない、
会社関係の人には
休日の過ごし方など知られたくない、
学生時代の同級生や先輩方とは
当時と同じような関係でいたい、
…というような。
きっと各カテゴリーに応じた自分を
しっかりと使い分けているのかもしれません。
「自分のこと、あんまり知られたくない？」
「そうかも」
「完璧な自分を見せたい？」
「そうかも」
「本音は隠しておきたい？」
「そうかも」
なるほど。
当たり障りのない関係で
それぞれに上手に付き合っているようです。
「あなたのことを相手は“友達”だと思ってくれてるんじゃない？」
「そうなのかな」
娘はたぶん理想が高いのかもしれません。
こんな返事が返ってきたらいいな、とか
こんな反応だったらいいな、とか
合格ラインがはっきりしているのかも。
でも
そうそう期待通りにばかりはいきませんから
それほど期待しない、
そんなふうに抑えているところもあるのかも。
がっかりしたくない、
傷つきたくない、
嫌われたくない、
見下されたくない、
今のところは
さまざまな感情が自分を守っているのかもしれないですね。
でも
そんな本音を
こうしてちゃんと話してくれたのだから
そのうち
こんな話ができる人との出会いもきっとあるでしょう。
思っていることを伝えよう思えたり
泣き言を聞いて欲しいと思えたり。
自分を知ってもらえて
そんな自分を受け入れてもらえたら
それはやっぱり嬉しいことなのです⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝
