褒めていただいたことがありました。
それなのに
まったく余裕のない状態の私でしたから
『もっとこうするべきだった、ここが足りなかった』 って
終わった直後から
すでに頭の中は反省点ばっかりで
「そんなそんな!とんでもないです!すいません!」と
褒めて下さった方に向けて
そんな言葉しか出てきませんでした。
それが一番正直な気持ちだったのです。
でも
あとになってから
せっかくお声をかけていただいたのに
もっと良い返しがあったはず、と
そこに対しても反省…(◜ ̯◝ )
私自身も、
たとえば友人のスピーチだったり
発表会のステージだったりを拝見して
頑張っていた友人に
「とてもよかったよ!」と
感じたままを伝えたら
「そんなことない、全然ダメだった」
と本人から落ち込んだ反応が返ってきた、
ということがあります。
本人的には
満足のいく内容じゃなかったのでしょう。
でもそこは
「ありがとう!次はもっと頑張るよ!」
なぁんて前向きな反応でいいのに、
と思うのです。
また応援しよう、
そんな気持ちでいられます。
ですから
今回の私の「とんでもないです!」は
自分に向けての反省ばかりで
褒めて下さった方への感謝と配慮に欠けているものだった、と
今になって思うのです。
これから先、
私がまた褒めていただけるとは限りませんが
褒めていただける自分を目指し、
そして
お褒めいただけた時には
しっかりと感謝を伝えられる自分を目指します。
今回の私の場合は
「とんでもないです」ではなく
「もったいないお言葉でございます」
と言えたらよかったなと今は思っています。
配慮の行き届いた会話には
細やかなニュアンスを伝える言葉か欠かせません。
語彙力が試されますね ƪ(ꈍДꈍ ;)ʃ