宣伝会議賞のファイナリストに選ばれたので、表彰式に行ってきました。
9年ぶりの東京…。24歳のとき、東京でコピーの仕事がしたくて、大阪から10万円だけ握りしめて飛び込んでいった東京は、何年経っても甘酸っぱい思い出の地…。
なんて、感傷にひたっていたせいでしょうか。品川から新橋に行くはずが、反対の電車に乗ってしまいました(汗)
iPhoneのMAPを頼りに、たどり着いた虎ノ門ヒルズ。
受付を済ませて会場に入ると、想像以上に立派な舞台が!
司会はフジテレビのアナウンサーがお二人。ネットで生中継され、メディアの方もたくさん待機されているただならぬ様子に、緊張が高まります。
中継が始まり、いよいよ、賞の発表です。
授賞式のあの場所でしか味わえない感覚というのがありました。それまで机上で闘っていたものが、一気に表舞台に引き上げられます。自分の作品の実力を肌で感じることができる瞬間です。
「グランプリほどの力はない」
と思い知らされたわけですが、グランプリ、ゴールドに続く、シルバー賞をいただきました。
21歳でコピーライターになり、絵本や児童文学を書きながら、スポンサー賞は2度頂いたことがありますが、今回はシルバー賞。コピーライターの神様がやっと振り向いてくれたようで、心の底からうれしさが込み上げてきました。
授賞式のあとの祝賀パーティでは、同じ受賞者の方たちと歓談。創作方法や発想法、時間の使い方などをお聞きできて、すごく参考になりました。
さあ、今日からは、来年へのレースが始まりました。
今年の反省を踏まえ、計画を立てて、ヒットを狙いつつ、むかし新庄選手がしたような、ボールをホームランにするようなコピーも書きたいと考えています。