今日の天気:
福士川は順調に釣れています。
今日ある鮎師さんの話を聞いて驚きました。福士川の最近の状況について“最近ようやく数が出るようになりましたよ” と申しましたら、“そうですね、先日35本上げましたよ” とサラッとおっしゃるのです。報告は無くても、きっと静かに成果を上げている鮎師さんは多いのでしょうね。
今日の釣果報告:
◇富士宮市の佐野孝市さんは、上流の森のオアシス横で10匹。2,3日前にも15匹釣って今日も!と入ったそうです。
◇駿河の鮎師さんは、13匹。ほとんどが23,24cmと大き目の鮎でした
* * *
富士川は問題なく入れる状態です。釣果報告は聞くことが出来ませんでしたが、明日もここだと思った場所へ挑戦してくださいね
富士川のグッドポイントを紹介します
東名高速のすぐ上、小山の瀬です。この場所も図面にしました。
写真3枚目は図面下部分、水流の膨らんだ場所から下の瀬を写した物です。その同じ場所を富士川サービスエリアの駐車場から写したのが4枚目です。
この瀬は非常に急でオトリ鮎は入って行きません。瀬脇で泳がせ釣る方法をとってください。真ん中はとても危険ですし、その前に入ることは出来ないでしょう。左岸から釣るには、すぐ上の膨らみに浅い場所を見つけながら渡ってください。
膨らみのところは、広く全体が石畳になっています。ここは、数年前まで非常に釣れました。最近あまり釣れなくなってしまった原因は、図にも描かれているカワウのねぐらが近くに出来てしまったからです。人家より遠く、森があり水辺が近くにあるこの森は恰好の場所として、定着してしまったようです。このカワウが辺りの鮎を常に脅かすため、たくさんの鮎がいるのに、釣るのが難しいというポイントです。この場所を脅かすカワウによる被害について、2007年4月に日本テレビ「バンキシャ」やフジテレビ「報道特集」で放映され、私も少しだけインタビューされました このカワウのねぐらが無くなれば、元のように釣れると思うのですが…どうにかして対策を練る必要があります。
富士川サービスエリアの駐車場すぐ下(東名高速のすぐ上)に日軽金の放水路があります。放水の合図としてにサイレンが鳴ります。放水量は非常に多いので大変危険です。もしその近くで釣りをしていたら、上流へすぐに移動してください。
* * *
富士川のオトリ鮎を提供する佐野オトリ店松野店の店員さんから、“最近オトリ1本で富士川へ繰り出す方が多いです”と聞きました。
富士川は、日本3大急流の1つに君臨するだけあり、広く流れが強い川です。したがって、釣り場へ行くまでの時間も長くなりがちです。富士川の鮎は海から溯上する天然の鮎がほとんどで、急流で育つ鮎は大きく体力もありますから、非常にたくましい鮎を釣り上げることになります。糸を切られることがおそらく他の川よりも多いでしょう。加えて急流の中で泳ぐオトリは体力も早く奪われるため、ベテランの鮎師さんでも3,4本を用意しています。腕に自信がある鮎師さんであっても、富士川に慣れるまでは、オトリ鮎を多めに用意することをお勧めします。実はこの富士川、5本の鮎を釣りたかったら5本のオトリ鮎を用意すると言われているくらい難しい川なのです。難しい故、とりこになってしまう魅力の富士川に是非挑戦してみてください
明日の清水港潮時刻(8/29)
満潮 7:39 19:34
干潮 1:28 13:29
干潮の1時間半前の釣果が良い傾向にあるようです
※ このブログはでも見られます
ナビでどうぞ
佐野オトリ店本店:山梨県南巨摩郡南部町福士14790
福士川店:山梨県南巨摩郡南部町福士24990-2
松野店:静岡県富士市北松野796
長貫店:静岡県富士宮市長貫65
富士店:静岡県富士市森島217-2
蒲原店:静岡県静岡市清水区蒲原5000-2-1
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます