宮里青年物語★７１

【 宮里青年物語★71 】

今日は宮里青年と送別会のお話です。

ホンダの狭山工場で働いていた宮里青年、期間満了でやめる日がきました。

職場の人たちには本当によくしてもらい、かわいがってもらいました。

旅に出るということをみんな知っていたので、送別会を開いてくれました。

送別会には、職場のみんなが集まってくれました。

期間工としてたくさんの人がくるけど、こうやって送別会をしたのはお前だけだよと言ってもらい、
宮里青年 涙が自然と出ていました。

戻ってきたら社員になれとも言ってもらいました。

宮里青年は有り難くて嬉しくて、また涙を流すのでした。


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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★７０

【 宮里青年物語★70 】

今日は宮里青年とユーラシア大陸横断のお話です。

宮里青年、どんな旅程にするか毎日考えていました。

どこにでも行けるとなったとき行きたいところが多すぎて、なかなか絞り切れません。

いろいろ考えた結果、ユーラシア大陸を横断することに決めました。

大阪から船で中国上海に渡りそれから西へ西へと旅をし、最終目的地はポルトガルです。

半年から一年の予定です。

スタートとゴールだけ決めて、ルートはその場その場で考えます。

必要と思われる荷物を用意しまとめていきながら、
宮里青年は高揚感につつまれていました。

いよいよ旅に出ます！



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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６９

【 宮里青年物語★69 】

今日は宮里青年と組立式三線のお話です。

宮里青年、ある日仲本師匠に組立式三線を見せてもらいました。

三線を旅に持って行くつもりでしたが、ちょっとかさばるよなぁと考えていたので、
手にした瞬間これは自分のためにあるものだと宮里青年は思ったのでした。

ケースはなかったので、師匠がダンボールで立派なフタつきのケースを作ってくれました。

これならバックパックにも入ります。

その頃には旅の計画が、ぼんやりと頭の中に出来上がってきていました。



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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６８

【 宮里青年物語★68 】

今日も宮里青年と宮古島発表会のお話です。

パイナガマビーチでテントを張っていた宮里青年。

ここでもおもしろい人たちと出会いました。

２、３ヶ月滞在している人もいました。
子犬を飼っている人もいました。

日本中を旅している人たちですから、いろんな話をしてくれました。

夜は浜でビールや泡盛を飲みながら、
宮里青年がつたない三線を弾いて聴かせてあげました。

こういうことがやりたかったんだよなぁと、宮里青年は三線を弾きながら満足感に浸っていました。


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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６７

【 宮里青年物語★67 】

今日も宮里青年と宮古島発表会のお話です。

宮古島発表会に参加することになった宮里青年、初めて宮古島に降り立ちました。

ホテルはとらず、パイナガビーチでテントを張りました。
（まだその頃は禁止されてなかったのです）

テントの中には寝袋と三線が。

リハーサルや発表会には、テントから出動です。

マティダ市民劇場には歩いていけるので便利な立地でした。

で、いざ本番。

ヒヤミカチで舞台にたちましたが、
まったく何もできないまま終わってしまったほろ苦い初舞台となったのでした。


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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６６

【 宮里青年物語★66 】

今日も宮里青年と宮古島発表会のお話です。

宮里青年、自動車工場で働き旅行資金を貯めながら、
池袋の教室で三線の練習をしていました。

なかなか上手になりませんでしたが、
練習後の親睦会が楽しくて続けていました。

ある日宮古島で発表会があるという話を聞きました。

まだはじめて間もなかった宮里青年です。
自分に関係ないと思いながら聞いていたら、出なさいと言われてしまいました。

たいして弾けないけれど、なんだか楽しそうだなぁと思った宮里青年、
宮古島発表会に参加することを決めたのでした。


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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６５

【 宮里青年物語★65 】

今日も宮里青年と、三線との出会いのお話です。

さっきまで熱心にお稽古していたみなさんが、テキパキと宴会の準備をしていました。

近くの西友から購入してきたお惣菜を並べています。

泡盛のカメも見えます。

宮里青年、帰ろうとしていたところを呼び止められました。

宴会の輪に加わりました。

わいわい話して、歌って飲んで、とにかく楽しい宴会です。

いろんな人がいます。
仕事も年齢も関係なく飲んでます。

宮里青年、とても楽しくて終電で狭山の寮まで帰るのでした。



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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６４

【 宮里青年物語★64 】

今日も宮里青年と、三線との出会いのお話です。

階段を降りて行くと三線教室がありました。

そんなに広くない部屋で、みなさん稽古をしています。

宮里青年は奥の部屋に通されました。

草野さんという人がいろいろ説明をしてくれ、三線の指導をしてくれました。

宮里青年もっと簡単かと思っていましたが、思うように弾けません。

四苦八苦しているところに、

「大丈夫だよ。弦は３本だけど、指は５本あるんだから」

と、草野さん。

はぁ、そんなものですかぁ・・・。

宮里青年、草野さんに励まされながら三線をポロポロ弾いてみるのでした。

上手くはいかなくても、音が出るのは楽しくて嬉しいものでした。

しばらくして奥の部屋から出てみると、そこでは宴会の準備が進められているのでした。


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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６３

【 宮里青年物語★63 】

今日も宮里青年と、三線との出会いのお話です。

階段を降りて行くと三線教室がありました。

そんなに広くない部屋で、みなさん稽古をしています。

宮里青年は奥の部屋に通されました。

草野さんという人がいろいろ説明をしてくれ、三線の指導をしてくれました。

宮里青年もっと簡単かと思っていましたが、思うように弾けません。

四苦八苦しているところに、

「大丈夫だよ。弦は３本だけど、指は５本あるんだから」

と、草野さん。

はぁ、そんなものですかぁ・・・。

宮里青年、草野さんに励まされながら三線をポロポロ弾いてみるのでした。

上手くはいかなくても、音が出るのは楽しくて嬉しいものでした。

しばらくして奥の部屋から出てみると、そこでは宴会の準備が進められているのでした。



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【沖縄三線宮里道場/三線教室】

宮里青年物語★６２

【 宮里青年物語★62 】

今日も宮里青年と、三線との出会いのお話です。

三線教室のクイチャーパラダイスに電話をする宮里青年。

電話に出たのはおじさんの声です。

「もしもし、見学にうかがいたいんですが」

「おう、来たらいいよ」

「え？」

具体的な説明が何もないまま、電話を切る宮里青年。

いまにして思えば、あれが仲本師匠とのファーストコンタクトだったのですねぇ
。

とりあえず言ってみるか、と池袋に出かけた宮里青年。

クイチャーパラダイス三線教室は、ビルの地下にありました。

怪しい雰囲気がします。