三星堆玉器の古代文字

三星堆遺跡で出土され、まだ世に知られていない玉器に刻まれている未解読古代文字を紹介します。解読のヒントを求めています。

ドゴン神話

2011-04-06 16:03:18 | 古代文明
ドゴン神話

天文学に関する知識を多く持つ西アフリカマリ共和国のドゴン族は、それに由来する神話を数多く持ち、フランスのジェルマン・ディータレンやマルセル・グリオールといった研究者によりその詳細が紹介された。この学術論文は1950年にアフリカ学協会誌に『スーダン原住民の伝承によるシリウス星系』という名で発表がなされている。

特に仮面結社に代表されるような、仮面文化に発達がみられ、これを用いた舞踊や祭事に文化的特徴を有する。祭事の多くは乾季に行われ、先祖を讃える祭り、クランのトーテムを祀るもの、男子結社による祭りなどが行われる。中でも60年に1度実施される、祖先の霊力を持った蛇の大仮面を奉納するシギの祭りはよく知られる。

バンディアガラの断崖は、マリ共和国のドゴン族居住地域となっている断崖。その壮観な自然環境と、マルセル・グリオールの紹介によって広く知られるようになったドゴン族の文化が保持されている地域であることから、ユネスコの世界遺産に登録されている。

この断崖の標高差は500mであり、幅は150kmに及んでいる。この断崖の所々や、断崖の裾野に、ドゴン族はおよそ700の村落を作り、25万人ほどが暮らしている。ドゴン族がこの地に定住を始めたのは700年ほど前のことである。それ以前にはテラン族 (Tellem) たちの居住地として使われていたが、ドゴン族の流入によって追い出された。

ドゴン族は独自の神話体系を持ち、キリスト教やイスラームに帰依することなくその神話を強固に保持し続けてきた。この神話の中には、シリウスに関する非常に高度な知見が含まれているとされ、オーパーツ的な知識として注目されたこともあるが、その後の調査では、ごく一部のドゴン族グループにしかシリウスに関する神話は存在しないことが判明。

http://ikokunotabi.web.infoseek.co.jp/w-africa/westaf9.htm ドゴン族の紹介
http://ikokunotabi.web.infoseek.co.jp/w-africa/westaf8.htm ドゴン族の村について
http://www.dogoncountry.com/ 英語のホームページ(Dogon Country)


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