先日のビックスポーツ賞でのコメント、「自身を超え続きたい」の、続きたいってところに羽生くんがずっと継続して王者として戦ってきたプライドを感じたサラ枕です。こんにちは
私はファン歴浅いので、羽生くんのインタなども最新のを中心にチェックしているわけですが、羽生くんの賢さというものを実感する今日この頃でございます。何を今さらな話ですが
賢さにも色々ありますが、羽生くんってIQ的にも高い数値を持ってる人だと思うのですが、人の思考が読め過ぎてしまう人なんじゃないかと思う訳です。だからとても繊細で。将棋の棋士が瞬時に何手先も読むように、全てを瞬時に見透かす人で、分かっていても気づかないふりをしたり、相手のレベルに合わせてるのだなあと感じたりする時があります。
よく天才の孤独と言いますが、理解されない苦しさというのも積もり積もっているのではないかと、凡人の私は想像しては胸を痛めているわけです。
…と、アホな私にそんな事わかるのか!って自分で突っ込み入れながら、これ以上はやめておきます。すんません…
雑誌のフィギュアスケートマガジンさんは有難いですね(唐突)
羽生くんのインタ、一字一句全文載せてくれる事の素晴らしさ!他のメディアが羽生くんのどんな言葉をピックアップするか、または意図的に載せないのか。一目瞭然ですものね
その中から…すごく気になるインタの言葉があったんです。
今シーズン、2017年のロステレ杯のFP後の囲み会見の時です。フィギュアスケートマガジン2017-2018シーズンスタート号の32Pです。
記者「ルッツを跳ぶことで他のジャンプに影響が出るとは具体的にどういうことか」という質問に、
羽生くん「ま、跳び方全然違いますし、特に僕の場合、ホントに全部使い分けて跳んでるので、あっちこっち手ぇつけてるとホントにわけのわからない状態になっちゃったりしちゃう時があって、まだまだその、コントロールの仕方が甘…甘ちゃんだなあていう感じはあります。…」
これを読んだ瞬間私は混乱しました。
え、ジャンプって種類ごとに使い分けて跳ぶのって当たり前じゃないの?何故わざわざそんなことを言うのだろう???
何か思うところがあるのかな…
確かに、私は羽生くんのジャンプは見分けられるようになったけど、他の選手の中には見分けにくい人もいるよな。
すごいモヤモヤしてきて、私なりにルールを勉強したり調べたりしたのですが…全種類のジャンプを全て使い分けてクリーンに跳ぶって凄く難しいことなんですね!!!!当たり前じゃなかった!!!!
採点でジャンプの判定をするのはテクニカルパネルですが、そのお仕事についてすごくわかりやすい記事がありましたね、そう、羽生くんファンんならおなじみの惑星ハニューさんの記事から!凄くわかりやすい!ありがとうございます!と、この場からですみませんが、ありがとうございます
そして私は理解したのです…「ホントに全部使い分けて跳んでる」…この短い言葉の裏にはどれだけの努力があったのか!どれだけ高難度な技術なのか!そして、「ホントに」と付けたことに!!!!!
羽生くんのジャンプは入り方のこだわりも凄いですが(わざわざ難しい軌道からとか)だから当然ハイリスクになるわけで、何もそこまでしなくても!と今も色々言われてますが、そんなことは羽生くんは当然わかってるわけで、そこは羽生くんのこだわり、王者のプライド、色々あると私は想像してるのですが、最後に、この時のインタのこの言葉で終わりたいと思います
「でも、やっぱり僕はこうやっていろんなことに挑みながら、こうやってすっごい緊張して、本当に足クタクタになるまで滑ることができるという幸せをすごく感じながら(笑)今回、試合をやってました。」
これからも、羽生くんが幸せを感じながら試合で滑れますように
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます