この表紙の羽生くんの顔が最高すぎると思います。羽生くんが今も毎日毎日オリンピックでの最高の演技の為に毎日毎日今この瞬間も努力し続けてることを思い出させてくれます。ものすごく気が引き締まります。
「羽生結弦は助走をしない」は私のバイブルになりそうな本で、同意することばかりです。ですが、私自身、まだそこまでの境地に至っていない点もあります
それは、ジャッジに対するファンの姿勢です。発売されたばかりの本の内容にいついてあまり多くを書くのはよろしくないと思うので簡単にですが、高山さんは、伊藤みどりさんのファンで、彼女に対する採点について釈然としない気持ちがよくあったと書かれています。ですが、ある時にその気持ちが美しく成仏されたと
それは、カルガリーオリンピックでの彼女に対する大歓声を聞いたときだそうです。ただの大歓声ではなく、屋根が突き抜けるほどの大歓声だったそうです(この時5位)
それから考えが変わって、選手たちや採点やジャッジに対して(私から見れば)仏のような見解を述べておられます
私はこれについて、なるほどなあ~と理解はできました。素晴らしいと思います。しかし、私自身は果たしてそのような境地になれるだろうか?考えると、非常に難しい!(笑) 私はまだまだ人間が出来ていないです
例えば、2017世界選手権、確かに結果は優勝だったけれど、採点には私は納得していません! もしこの時のようなジャッジがオリンピックでされたら?黙ってられるか?私は黙って成仏できるのだろうか??
この世界選手権の後、ファンの行動(特に海外)は素早くて、羽生くんの点数がいかに低かったか、不公平なジャッジだったかを分析したり、解析する動画がたくさん動画サイトにアップされました。ちなみにホプレガの素晴らしい解析動画はyouちゅーぶでは速攻○ジテレビがブロックしてましたね。このような議論は世界選手権後に話題になったのだと思うのですが、なんせ私はいつも話題に乗り遅れているので、今頃こんな話題を出しているのですが
例えば、この中国ファンが作った動画。世界選手権の演技のGOEは適正だったのか?羽生くんとハビと宇野君の演技で比較検証されたものです。この動画に限らず、ファンが作ったものであれば偏った内容であったり一方的な内容である可能性もあります。
しかし、この内容が正しいのかどうか、の是非については各自の判断として、このような疑問を持つ者が大勢いること自体が重要で、非常に問題だと思うのです…ちなみに私はこの動画を見ているとムカムカしてきて終いには悲しくなります…やっぱりまだまだ人間ができていないのです
このコメント欄、400件ほどのたくさんのコメント(ほとんど英語)がありますが、大体皆さんのコメントの内容は、Yuzuru's Hope and Legacy was the most underscored world record ever!結弦のホプレガは史上最も点数が低すぎる(内容に見合っていない)世界記録だ!Current judge system is ridiculously unfair現在の採点システムは途方もなく不公平だ。 I wish judges could align criteria for all the playersジャッジが全ての選手の基準を揃えるように強く願う。←特にこれは私も願います!
そして目立つのが、宇野君に点数が高すぎるという意見です。ここで間違ってはいけないのは、問題になるのはジャッジであって、宇野君自身に向けるべきではないということです。宇野君に対するリスペクトも忘れてはいけないと思います。しかし、宇野くんの(美しくない)ジャンプが羽生くんの(美しい)ジャンプよりなぜ点数が高いのか?そもそも宇野君の4回転は4回転なのか?というような意見がほんとにほんとに多くあります。
私もこの点については最初はすごくモヤモヤしていました。羽生くん自身が自分のジャンプのことを「ホントに使い分けて跳んでるので」と言ったときにさらに疑問が深くなりました。これについてはこちらの記事で少し触れています。
なので私なりにも勉強したり色々調べたりしました。しかし、その答えについて私が結論出せる訳がありません。ただのミーハー素人お茶の間ファンが理解するにはあまりにも複雑です。
でも、宇野君の4回転ジャンプは例えそうは見えない時があっても4回転であることは間違いない。ということは理解しました。このようなジャンプを跳ぶのは何も宇野くんだけではないのです。女子にもいます。ジャッジに認定されれば良いのです。羽生くんみたいにきっちり跳び分ける必要はないのです。逆に言えば、羽生くんはしなくていい苦労までしているってことになるのです。でもそういうところが羽生くんの魅力であるのでファンになってるわけなのです。とにかく、ここで少し私の心が軽くなりました。
問題なのはGOEのつけ方です。本来ならばここで差別化されるべきなのです。それが曖昧だからみんな混乱してるんだと思います。
こうやって書いてる間も私は混乱しています。素人の私がジャンプを見るとき、「美しい、高い、飛距離がある!」以外に、入りの難しさ、そして着氷の美しさ、または着氷コントロール。そのような事を見ている。さらに羽生くんのジャンプは音楽との一体化も素晴らしい!!!!そのような観点からだと、本当に混乱します。私は今も混乱しています。そして今日も思います…そこがフィギュアの魅力とも言えるかもしれない…だからマイナーなんだ…わけわからない…
しかーし!もし、羽生くんのファンで宇野君に対してモヤモヤした感情を持ってる方がいるならば、「羽生結弦は助走をしない」を読むことをお勧めします宇野君の素晴らしい点について、解説されています。これを読んで私の心はかなり浄化されました
ただし!オリンピックでは公平な採点を心から願います。We all want to give Yuzu the fairest scores in Olympics!
色々と底が浅くてすみません…やっぱりまだまだ私は仏の境地にはなれないですね…そんな時思い出しました。長野オリンピックでのミシェル・クワンさんのファンの事を…また長くなってしまったのでクワンさんについてはその2で…
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