哀歓~今だから全日本2019~

2020-05-28 00:57:00 | 2019-20シーズン

こんばんは!サラ枕です!気付いたら何日かぶりになってしまいました

あれやこれやについてはまた今度←?

 

一昨日はオーサーコーチが私に向かって号泣引退会見をやり、私はもらい泣きをしながら「さんきゅーそーそーまっち!ふぉーYUZU!」的なことを叫んだ夢を見たサラ枕です縁起が悪い!と思ったら申し訳ありません

ただ一つ言えるのは、こんな異国のオバハンの夢に影響力など何もないということであります!

 

と、そんなことはどうでもいい!!!!!

 

 

いやあ羽生くんファンの皆様は今、3冊の写真集のことでウキウキなのではないでしょうか??

田中さん、スポニチの小海途さん、そして報知の矢口さん達カメラマンによるそれぞれの写真集が6月に発売されるんですねサラ枕は発売日にこだわらず、そのうちどこかで買おう的な感じでいましたが、予約しないといけないんですかね

 

とにかく!羽生くんの印税収入になるなら買います!!!!

羽生くんを被写体とした写真集の場合、肖像権が発生しますから羽生くんに印税が入りますよね?

羽生くんの印税率がいくつか知りませんが、とにかく買わせていただきます

 


それでもう一つ、羽生くんファンの皆さまが沸いた出来事、フジテレビの全日本のバクステ動画のことであります。

https://www.youtube.com/watch?v=7AYOKi6lqIA

この動画には2019年全日本選手権男子SPの日の羽生くんの試合前のバクステの様子が収録されており、映像と羽生くんがかっこよくて美しく、動画のコメント欄も喜びに満ちておるし、ネット上での羽生くんファンのほとんどは喜んでいたような気がします

そんなファンの方達に水を差すつもりは全く無いのですが

 

しかし、サラ枕は個人的にこの動画を見ることがなかなかできなかったのです…辛くて

その理由についてこれから勝手に書かせていただきます

 

さっき1回この動画の羽生くん部分を見ましたが、見ている間動悸がしてとても苦しい気持ちになりました

なぜなら、あの日あの全日本の会場で試合を観戦した私のあの時のやるせない感情がよみがえってきたからです…

 

実はサラ枕はブログにずっと書かなかった感想があります。というか、ブログにはある意味嘘を書いていました…

あの日帰りの新幹線から書いた感想には「演技自体も羽生比では少し疲れてる?気がした」と書きました。

「別世界の羽生くん、ありがとう!!~全日本2019」より

 

しかし、これは書き直したかなり控えめな感想だったのです…

この時羽生くんはノーミスで世界最高得点も出したし、会場も盛り上がり、テレビを見た羽生くんファンも喜び、ネットでも大盛り上がりでした。

だからサラ枕はそんな空気を壊したくなかったのです…

今思うと、正直な感想を書いた方がよかったのかと思っています…

 

羽生くんの演技、確かに他の選手に比べたら別格でした。ノーミスだったし得点も高かった。だから私も嬉しかったのですが、その一方、心の痛みも感じていました…

 

それは2つあるのですが、まず、演技自体が羽生くん比でとても疲れていた。

実は6分間練習からその異変は感じていたのですが、いつもと様子が違う。集中力に欠けていた、特にジャンプの確認がいつもより少なかった。

私は全日本という独特の雰囲気も関係していたのではないか。そう思いました。

 

そして演技です。全体的に重さを感じました。

特にステップシークエンスの時、その疲れに具合が明らかでした。もう、スピードがまず無かったし身体が重かったです。

これは俯瞰の定点の観客席だからよくわかりました。だから、とても心配でプログラムの世界に没頭できませんでした…今の羽生くんがここでこんなに疲れるはずがない!ジャンプで転んだわけでもないのに!

私は絶頂の時のOtonal様のステップを知っています。それらの記憶が蘇り、目の前の明らかに重いステップに不安を感じました。しかし、周りの観客はみんな盛り上がったり驚いていました。

 

そりゃ他の選手と比べたら異次元のステップで、身体のキレも異次元でしたよ!!!

そして美しかった…

異次元の美しさ

 

私は羽生くんに悪の目を向けているであろう人々に向かって心の中で「見たか!これが羽生結弦だ!」と叫んでいました。

しかし、羽生比では心配レベルでした…

これこそ羽生比です!最高の羽生くんの演技を知っているサラ枕が見たら「羽生くんの演技はこんなものではない!!!」という思いでいっぱいでありました。

そんなに全日本という試合は心身消耗するのか!

 

周りの観客、特に羽生くんファンではなくて羽生くんの演技を初めて見たような方々はものすごく感動していました。

でも私は「これがMAXの羽生くんではない!誤解して欲しくない!」と心の中で思ってました…

 

そして私は羽生くんの演技が終わってすぐ、ある人に「羽生くんは羽生比で疲れていた」的なLINEをしました。

でも世間では素晴らしいという感想ばかりだったし、次のフリーに向けて不安な事は書かない方がいいだろう…と、ブログには、少し疲れているような気がした的に抑えた表現にしました

 

今思うと、羽生くんはSPの日やっぱり疲れていたのだ。心身ともに。上記のバクステ動画、私は喜びよりも「カメラでずっと密着してんのかよ!そりゃ集中できんわ!!!」というフジテレビへの怒りの方が今は上回っています。

また怒ってすみません

 

だからといって、この動画を喜んでいるファンの皆様を批判したいわけではないので、あくまでも私の感想なのですみません

 

次に思い出すせつなくも怒りの思い出。それは得点です。(私は宇野君がノーミスをしてファンが喜んでいたことには心から良かったねという気持ちでいました。しかしスコアは別問題です)

 

確かに110以上で非公認ながら世界最高得点でしたよ。でも私はあの時会場でそこまで喜べませんでした。

なぜなら、その前に終えた宇野君の105点があったから仕方なく出た得点だというのが丸わかりだったからです。

そもそも宇野君の105点が私には疑問でしたが…それは置いておいて

もし宇野君がミスして105点なんて高得点じゃなけりゃ、羽生くんの点も110点いかなかったでしょうね。

羽生くんの高得点は、その前の宇野君に点を出しすぎたから自動的に出さざるを得なかった最高得点だと私は思いました。

大体、あの時の羽生くんと宇野君の得点差が5点差しかないなんて、もうそこにWhat?ですが。

そんな事言ったらフリーの採点の怒りが蘇るので、ここまでとします。

採点への文句を書くと陰謀論とか偏見とか素人のくせにとか選手への敬意は?とか言われそうですが、そんな事分かった上で、あの時私が現地で感じたモヤモヤを、ダラダラ書いて参りました

 

羽生くんファンの皆様お楽しみの中、このような感想をすみません

 

やっぱり私はまだまだ全日本に関するものは直視出来ないみたいです


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4 コメント

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バックステージ (レモンパイ)
2020-05-28 09:13:17
かなり前から、バックステージを映すカメラには疑問を感じていました。
なのに、見れば、あまりのカッコよさに吸い寄せられ、息をつめたり、キャーキャー言いながら、見ている。勝手なものです。
需要があるからTVカメラも追うのでしょう。逆に言えば、カメラを貼りつかせているのはファン・・・なんですよね。
羽生くんと他の選手の決定的な違いは、この注目度です。それはもうヘルシンキで目の当たりにして、なんというか、大ショックでした。100:1なんてものではない。(今は更に大きくなっている)。どれ程のプレッシャー、ストレスになっているか。同じ立場に置かれて、あのようにふるまえ、闘える選手は誰もいないです。断言できる。
調子がいい時、心身共に元気な時ならそれも力になるのかも知れません。なる、と羽生くんは言ってくれます(´;ω;`)ウゥゥ
でも、この時はどれ程彼を消耗させたことでしょうか。ここに辿り着いた時すでに尋常でない疲れかただった、それなのに全日本という舞台は、なんと言ったらいいのか、異様なところでした。2019年は特に、あらゆる要素が極限まで出揃っていたような異様さだった。
それなのに、どこをとっても羽生くんは美しかった。美しかったです。
思い出しました。
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Unknown (sarah_mcla)
2020-05-28 22:11:24
レモンパイさん、コメントありがとうございます!
おっしゃる通りです…
私も今までいくつかの試合のバックステージ映像の魅力に引き寄せられて見ていました…
羽生くんはいつでもどこでもどんな時も魅力的で目が離せない。そしてあの素晴らしい演技に至るまでどんな風にバクステで過ごしているのか?という純粋な興味。などなど…

しかし、考えてみれば、羽生くんにカメラが張り付いているのは公開された部分だけじゃなく、お蔵入りになっている映像も沢山あるんですよね…

私が羽生くんファンになってすぐ、羽生くんが悟りを開いているように見えたのも、レモンパイさんがショックを受けたような注目度のせいなんだと思います。
羽生くんはどんな状況でも自分の世界に入り込み集中できる能力を持ってしまった。悟りを開いてしまった…と…

同じバクステ映像でも遠くからそっと撮るのと、間近で密着映像を撮るのでは負担も全然違うと思うのですが、そういう意味でも今回の全日本は見ていて心が痛みます

レモンパイさんの言うように、全日本の会場は異様なところでしたよね…
私のような鈍感な観客でもその異様さを感じたのに、敏感で繊細な羽生くんはどれだけ精神を消耗したんでしょう…それを想像するだけで辛いです…
そんな極限の中、SPでノーミスをしたことが羽生くんの偉大さを証明していると思います。

羽生くんの美しさはあらゆる形となって現れますよね…
あの時の美しさは忘れないでしょう…

そしてファンとしての在り方も考えさせられました。
返信する
全日本のOtonal (まあさ)
2020-06-15 20:25:20
全日本のOtonal、私はテレビで観ていましたが、やはり尋常ならぬ様子を感じていました。ブログにもちょこっと書いてます。

会場で、サラ枕さんも羽生さんの疲れて見える様子に驚いておられていたのですね。
私は俯瞰で見られないので、スピードとかはわからず、スローで見た表情から感じただけでした。
何か怖かったです。人間界からあちらに行ってしまうのではないかと。四大陸で戻ってきてくれて本当によかったーと思いました。

ところで、能の世界にお詳しい太田龍子さんと言う方のエッセイ読まれましたか。もしまだでしたら、お時間がおありでしたら、是非読んでみて下さい。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12195516
羽生結弦「秋によせて」に修羅を想う

これは、全日本のOtonalのことを書いています。能のお話の部分は、元気な時に読むと味わい深いです。最初疲れているときに読んだら、何が書いてあるのかわからなかった

そして、
https://ncode.syosetu.com/n2760gh/
舞台に神が宿るとき・羽生結弦「Origin」のメタモルフォーゼ
これは、Originの衣装のこと。

サラ枕さんの感想を聞きたいなーと思います。私は感銘を受けました。
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Unknown (sarah_mcla)
2020-06-16 13:54:10
まあささん、コメントありがとうございます!!
自分のブログもしばらく更新できておらず
まあささんのブログへのコメントもあれ以来なかなかできなくてすみません

全日本についてのブログ、後ほどじっくり読ませていただきます!
なるほど。テレビの場合は表情がはっきりわかりますよね。
まあささんはそのように感じてらっしゃったんですね。
どうも全日本の試合の放送はなかなか見返すことができないのですが
あの会場全体を包む独特の雰囲気、あれは心が繊細な人であればあるほどダイレクトに感じたことでしょう…
きっとテレビ画面からもそれは伝わったんでしょうね…

そしてエッセイのご紹介ありがとうございます!!
まだ読んでません
なかなか高尚なエッセイのようですね。私に理解できるだろうか
でも、読んだら感想を書きたいです!!!

私がブログを更新できない間にも、何や色々ありましたね?(全部把握してませんが

ブログは近いうちに更新したい気持ちはありますが!とにかく!羽生くんが!元気に!練習できていることだけを祈ってます!!!!!

コメントありがとうございました
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