コロナで明けて コロナを引きづって 終わりに 何たる年だーー
ただ自分たちの周りに 発生していないだけ良しとしなければーーとおもう
今年の正月は――いつもの賑わいがなく 二人きりのひっそりとした年越しーー
なんか老夫婦の末期の生活かなーーーなんてーーー想像したりしてーー
でも 穏やかな―いい一年と言っていいかも 雪は降ったけどーー晴れているし
白一色に彩られた風景―――なんか昔に帰った感じた
そういえば いつも窓から 一人で年越しの夜を過ごしていたーー
外は白一色だったしーーただ神棚や仏壇にお供えをしたりーーはしていたー
神や仏に信仰心があったわけではないがーー両親の日々の生活風景を引き継ぐことが せめてもの供養かなーーーなんて思っていた
17年もの 介護生活 今思えば よく頑張ったと 自分ながらに思うーーーそう言って自分自身評価している自己満足 かもーーー
ただこの歳月は、無駄ではなかった とは思うーー
介護の仕事に 足を踏み入れることにもなったしーー 介護の専門職として
何人もの末期にも関わったーーー今もその職を生かして 仕事が出来ている
人生の苦労は 無駄なものは何もない とーーそんな哲学を教えられた
また 他人の痛みも 少しは理解できるようにもーー
この先 どう生きて どう人生を閉じるかは 解らないけどーー
屋久島に力強く 生き抜いている屋久杉の古木を 素晴らしい思うことができるようになった――ことは確かだー
17年の孤独と心身をすり減らして 送ってきた日々を思えばーー今の平安な日々は まさに 令和と言う時代を感じるーー
布団を暖かくしてーーー早めに 寝よう
紅白なんて みたことは無いしーーー風呂にも入ったし ビールも飲んだ
年越しそばも 満腹に食したーーーこんな幸せーーーいい年にふさわしいのではないかーーーーー君はどう思うかね