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街歩き花歩き

パラヴァス・レ・フロ Palavas-les-Flots

南フランス運河クルーズ―2―
パラヴァス・レ・フロとカマルグの白馬の牧場



フランス語では普通 Palavas-les-Flots は「パラヴァ・レ・フロ」なんでしょうけど、地元民は「パラヴァス」と言っているみたい、だそうなので、「パラヴァス」と表記しておきます

セートからの運河クルーズ、最初の停泊地パラヴァス・レ・フロに到着
パラヴァス・レ・フロは今風な街並みの海辺のリゾート・タウン
運河は街からはちょっと離れたところにあり、ここでは街の観光はなし



船を下りて、ちょっと堤の道をお散歩
運河沿いに専用の船着き場のあるリゾート風なお家が並ぶ









あ、ワンちゃんがいる、ハンモックもある



こちら側の堤の道は自然のままで、植物いろいろ



カモミールかな?






植物図鑑によると Ecballium elatarium (squirting cucumber) か
cucumberってことは、きゅうりの仲間?見た目の名前?
なんだかちょっと毒があって、しかも実に触ると汁気のあるホウセンカもどきにはじけるらしい
・・・触らないでよかった



これはおなじみの Malva(ゼニアオイ)の花



堤にず~っと生えているのは・・・



海岸に生える Salsola kali (saltwort) とか、塩生植物の仲間なんだろう









船に戻って、お昼ご飯
シェフがサーブしてくれるラムの肩肉のグリル、枝豆添え
ズッキーニのサラダ


サラダとチーズ
チーズはウォッシュタイプを2種
クミンシードとミラベル(左の丸い実)を添えて


生いちじくといちじくのコンポート
ヘーゼルナッツのクリスプ、マスカルポーネチーズと共に



パラヴァスの街を横目に、バスでカマルグの農場へ
あの建物は海辺の18cの砦を移築したもので、漫画家 Albert Dubout の美術館
建物に渡る橋が楽しそう・・・



“Mas de la Comtesse”農場
にぎわっているのは、結婚披露宴なんだとか
手前のアリーナは闘牛場
この地方の闘牛は、牛の頭に付けたリボンを取る、戦わない闘牛で、参加者が突進してくる牛を柵を跳び越えて交わすのが見せ場であるらしい



カマルグの白馬
黒っぽいのは仔馬で、だんだん白くなるのだそう



ガルディアン(カウボーイ)登場



女性たちは趣味のカウガールらしい



ここの白馬の特徴は、背が低くて、足が太い・・・
元々は農耕馬なんだそう



トラクターの荷台(ベンチ付き)に乗って、農場をひとまわり
砂地のぶどう畑



カマルグの黒い牛 ・・・みんなこっち見てるな



1頭だけ慣れてるのがいて、そばに来ます・・・と
来た・・・名前はバンビちゃん(ペット扱い!)
実は、残り物の固くなったパンがもらえるので、パンの袋が空になるまでそばにいる訳なのですが



群れから1頭だけ離す作業の実演









スタンピード! ・・・って、いや西部劇の見過ぎか


この後、農場の小屋でワイン、レモネード、自家製パテの試食なども


帰りに寄り道、近未来的な建物の並ぶリゾート・タウン La Grand-Motte を車窓から見物
夏は賑やかなんだろうな



フラミンゴが飛んでる!



あの美術館の周りは広い公園や遊園地で、鉄道博物館とかもあるらしい
ちょっと行ってみたかったな



すごく目立つあの塔はコンベンション・ホールとかレストランとからしい
手前の教会の塔とミスマッチ



船の近くでバスを下りて、ちょっと歩く



この静かな水面も砂州に囲まれた潟



お、猫屋敷だ



今晩はここで停泊、暗くなったら・・・
あの塔にド派手なライトアップが!(色が変わるのです)



でも、潟は静か・・・



翌朝早く、朝焼けのパラヴァスの街
今も点いてると言うことは、塔は一晩中電飾ピカピカしてたの?
さすがリゾートの街



今日は8時半ぐらいに出航して、次の停泊地エーグ・モルトに向かう
おはよう、フラミンゴ



この季節、パラヴァスの街は人口よりフラミンゴの数の方が多いのではなかろうか






漁をしている小舟が






走り寄ってきたワン君



次の街が見えてきた



貸しボート屋さん
家族向けの大きさの船かな



船首のデッキからラウンジを見たところ
船室はこの下



あ、アオサギ?
カワセミも何度か見かけたけど、素早くて撮れずじまい



結構近くにフラミンゴ






虹が出てる!



ここは良い漁場なのかな






赤い草の中にポツンと馬が一頭



今日のタオル・アートは白鳥



お昼前にカクテル・タイムがあって、毎日違うカクテルが出ます



大きな水門に差し掛かる



2本の水路がここで交差している
今は開けっ放しみたい



水門を越えてしばらく進み、分岐点で右へ方向転換、エーグ・モルトへ向かう
右に見えるのは昨日来た白馬の農場



南フランス運河クルーズ―3―塩田を見渡す城壁の街 エーグ・モルト Aigues-Mortes


2015.10

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