中世のままの迷路の村
サント・ステファノ・ディ・セッサーニオ Santo Stefano di Sessanio
ここも「イタリアの最も美しい村」
今日はスルモナから北へ向かい、ラクイラ周辺の小さな村巡り。
訪れたのは2016年7月上旬、この地方はどこの街や村も2009年4月のラクイラ地震からの復興途上でした。
崩れた壁や添え木を当てた壁の家々が残り、遠目に見る小さな村にも必ず建設用クレーンが立っていました。
サント・ステファノ・ディ・セッサーニオでは、村の象徴である「メディチの塔」が大きな被害を受けていました。
それでも花はきれいだったし、観光客で賑わっていました。
それが、翌月の8月24日にイタリア中部地震が。
夜のニュースで見た映像で、ああ、あの時歩いた通りが、あの建物が崩れてしまったんだ・・・と。
10月まで何度も起きた大きな地震で被害は拡大し、ラクイラ地震で持ちこたえた建物も倒壊したりしましたが、それでも、徐々に復興は進んでいるようです。
サント・ステファノ・ディ・セッサーニオ Santo Stefano di Sessanio
このお家の猫が帰ってきたのかな
ところどころに修復中の建物が
メディチ家の紋章の付いた門
トンネルのような路地も
村の迷路化には高低差も加味される
「トンネル」を抜けて・・・
この「村で一番狭い路地」を抜けると…
涼んでいる犬がいた
このワンコは左のお店の看板犬らしい
そーっと前足でタッチしてアピールしてくる
村の下のレンズマメの畑
湖畔(池?)にある小さな建物は、サンタ・マリア・デル・ラーゴ教会
雲行きがあやしいが、今日の観光は無事終了
ペルージャへ向かう
サルト湖とボルゴ・サン・ピエトロの街
こんもりとした丘の町はコンティリアーノ Contigliano
この後、ペルージャに着く直前、あやしい雲はとうとう豪雨に
バスの中でよかった・・・
2016.7