大正14年5月21日生まれの父は健在であれば今日、86歳を迎える。
先月一回忌を迎えたばかりだが、改めて時の速さを感じています。
元気なうちにもっと親孝行したかった思いは手を合わせる度に後悔となっている。。。
ゴルフとタイ生活をこよなく愛した父。
日本では70歳にして都心のタイ語学校に通い読み書きを勉強していた。
車に乗っていると父がよく聞いてきた。
「さっちゃん、あれ何て読むか判るか?」
答えられない自分にいつも笑って教えてくれた。。
もっと凄いことがある。当時ミンブリ郊外の一軒屋に住まいを構えていたことでBKK都心への交通手段が大変だった。
タクシーで嫌な思いをしていたこともあり好んで路線バスに乗っていたことだ。
いつの日か「今日、ワットプラゲオに行って来たよ」と話す父。
当然、何本も乗り換えなくてはならない路線バスだったが、いつの間にか老齢の父が一人で何処へも行ける様になっていた。
本当に「凄い!」としか言いようがないですね。