今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

女海賊の三段オチ

2010年07月01日 12時33分52秒 | ins Theater Korea
モンテクリスト伯爵のミュージカルに登場する、女海賊のボス・ルイーザ役ハン・ジヨンさん。

原作には、登場しない彼女をエドモンに紹介するのが、ルイーザの取り巻きの女性二人。
エライ人は、自ら名乗らない。
ちょうど、水戸黄門スタイル。助さん、角さんのような。

一人は、スレンダーなパンクキャラ、チェ・ユリさん、もう一人は、ぽっちゃり体型のパン・グラさん。

剣を振り回しながらのネエさんを紹介する名乗り方が、なかなかカッコイイです。

そして、そのぽっちゃり姉さんのほうが、海賊の中の紅三点、三段落ち担当。

エドモンに悪態をつく、ルイーザ姉さんの「ハッ!」という威嚇に続き、
チェ・ユリさんの「ハッ!」に続き、パン・グラさんの「ハッ!」では、なぜか笑いが起きる見事な3段落ち完成。

パンクなヒールキャラのチェ・ユリさんは、今パンフレットを確認したら、
ルイーザのカバーでした。そして、ヴィルフォートの妻役。

お笑い担当のパン・グラさんは、ダングラールの妻役。
モンテクリスト伯のパーティー前、
4名の女性が踊って、歌うのです。

このうち、二人のソプラノが美しくて、
なんてアンサンブルの歌唱力の高いことと、感銘を受けました。

そのうちひとりは、オレンジドレスを着たお笑いぽっちゃりパン・グラさん。美しいソプラノ。
さっきあれだけ笑いを取っておいて、その丹精で美しいソプラノ。
そのギャップゆえにファンになってしまいました。

もし、「のだめカンタービレ」を韓国でミュージカル化(それは無理なのでは、、、)するようでしたら、
ぶー子の役は、ぜひパン・グラさんに!!白薔薇歌劇団のエピソードは、ぜひ彼女に。

そんなパン・グラさんに似た人を、「モンテクリスト」を見ながら思い出していました。
Tina Schoeltzkeさん。
ウィーン版「エリザベート」にご出演。
うちの母は失礼にも、Tina Schoeltzkeさんを、首の短い人と呼んでいます。

どのシーンに出ていても、あ、あそこにいると、
Tina Schoeltzkeは、すぐに分かります。
やっぱり、ソプラノなんですね。

http://www.tina-schoeltzke.com/index.htm