今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

若いころは、のび太くん、35年後は、スネ夫君

2011年09月22日 21時58分26秒 | ins Theater
Thrill meの「私」松下洸平君は、19歳の頃は、「彼」がジャイアンとすれば、のび太くんなのですが、
34年後のParole boardでは、スネ夫くん。しゃがれた声が年月の経過を物語る。

韓国版、囚人服、毎回着替えてたのかなあ?
日本版では、最初だけ背広の上に来ていただけで、
あとは、ずっと背広のままだったような気がする。



見た目は、阿部ちゃん、歌い方は

2011年09月22日 21時46分46秒 | ins Theater
SMAPの稲垣吾郎ちゃんかと思った、「Roadster」を歌った柿澤勇人くん。

衣装は、住宅メーカーのCMの阿部ちゃんのようだったのですが。
柿澤くんの誘い方は、優しくて、怖い。

韓国版で見た俳優さんは、最後に、きゅっと皮手袋をはめた瞬間が怖くて、
強烈に印象に残ったような気がします。


英語版、韓国語版でも、
気がつきませんでしたが、
そういう内容だったんですね。

私は色々思い違いをしていました、、、。


「Thrill me」
演出 栗山民也
翻訳・訳詞 松田直行
出演:
「私」田代万里生 「彼」新納慎也
「私」松下洸平 「彼」柿澤勇人

ピアノ伴奏 朴勝哲

削ぎ落とす

2011年09月22日 21時30分20秒 | ins Theater
「Thrill me」日本語版は、色々削ぎ落とす方向でした。
確か、演出の栗山さんは、何かのインタビューで、
舞台に、お兄さんチームの俳優さんたちの、
役として、かっこよく立つそのポーズさえもいらないと仰っていたと思います。

歌詞も全部訳すタイプではありませんでした。

「ロードスター」も、一度も「Roadster」という単語が出てこず、
「スポーツカー」としか訳されていませんでした。

リチャードの弟ジョンも、
名前がほとんど出てこなかったです。
英語だと、「ジョン~♪ジョーン~♪」と何度も連呼されているのに。

そういわれてみると、韓国語版も、ジョンと言わずに
「弟」としか、言われてなかったかも、、、。

リチャード→ネイサンへの呼びかけは、「レイ」なのか、「ネイ」なのか、良くわからなかったのですが、
呼び名がありました。

その逆、
ネイサン→リチャードへの呼びかけは、ほとんど無かったように思います。
「ねえ」で、通じてしまう世界です。

このあたり、ネイサンにとっての世界とは、リチャードと二人きり、一人称と二人称で完結する世界なのが伝わってきました。

答えは自ずと出ていた

2011年09月22日 19時40分35秒 | ins Theater
「Thrill me」を、台風が接近するなか、見に行きました。
見終わって、劇場を出て、ズボンがずぶぬれになりながら、地下鉄が動いていてホッとしたのも束の間。
帰りの新幹線に乗ろうとしたら、東京発の列車は、すべて止まっていました。

それでも、見に行って良かったです。
英語版のCDを聞いて、韓国版の舞台を見て、今回の日本語版。

私:松下洸平くん
彼:柿澤勇人くん(あれ、退団していたんだねと昨日プロフィールを知って気づきました)
9月21日15:00~の回。

今まで良く分からなかったところが、
クリアになりました。
やはり、日本語でみられるのは、
ありがたい。

「シャワー室でナイフで刺された」というのは、
さすがに日本語じゃないと分からない。

メガネを、わざと落としたのは、
ネイサンに罪をかぶせようとしたリチャードだと思っていた私の語学力、トホホ。

日本語で見て、ようやく、分かったのは、
「私」が主役だと言うことです。

演出の栗山さんが、何かの雑誌で
「Thrill me」は、独白劇であると
仰っていたと思います。

それを聞いて、今回日本語でみて、
ああ、「私」が主役だったんだと。

そう、答えは、既にタイトルにあったのです。

そう、だから、チェボムさんも、ジョンハンさんも、
「私」のほうを演じていたんだなあと。

英語のCDを聞いていたときも、
韓国の舞台を見たときも、
ずっと、みんなから欲しがられるリチャードが、
いつも主導権を握るリチャードが主役だと思ってました。

34年。
チェボムさんの時は、そんなに、年月が経っていたとは、気づきませんでした。
松下洸平くんは、犯行から34年の月日を感じさせる「私」でした。

韓国版で見たときは、
ジャイアントとスネオ君な彼と私でしたが、
日本版はジャイアントとのび太君のような松下君の「私」でした。

松下君の今後が楽しみです。