バレンタインデーの日我がホームのお年寄りが静かに息を引き取りました
97歳
心肺停止して救急車呼ぶまでナース交代でワタシは心臓マッサージを繰り返しましたが
AEDのショックの必要もなく搬送され、お昼前に老衰で死亡確認されました
看取りをしていないので、このホームでは初めての事です
ワタシの経験では多々あったのですが、他のスタッフはとてもショックだったと思います。
もちろんワタシもショックですが。
最期これでよかったのかな?と後味が悪いような何かが・・・
でもワタシ達が写した最高の笑顔の写真が遺影に使われ、家族が喜んでいらしたと聞き
写真だけど笑顔を家族に残してあげれた事が良かったと思えて、涙がポロり
97歳で認知症状あり介護拒否で職員を引っ掻いたりかじったり、でも時々はちゃんと会話も成立して
面白い話で大笑いしたり、この前赤ちゃん産んだと言ったり、愛嬌がある人気者。
地元が一緒ということもあり共通の話題もありよく話たものです、時々「あば」と呼んでました
あばは亡くなる前「おっちゃ」が迎えに来ていたのか天井を見上げて「おっちゃの分と二枚タオルよこせ」と言いってました
その後数日前よりご飯も拒否して、活気がなくぐったり眠るようになりました
あばは足が大きくて男にも負けないくらい走るのが早い選手だと自慢してました
走っておっちゃの所に行ったかな?
あば、楽しかったよ!
さよなら。