逝ってらっしゃい

「最高の人生の終わり方」　毎週視て涙していました

ドラマの中で亡くなったお父さんにいつも供えてたおはぎ

サザエさんで売られてました　「井原家のおはぎ」

　

お彼岸にちょうどいいかなと思って買いました

十六穀米入りでもっちもち、金ごまでちょっと高級感。

 

随分とご無沙汰していました、もう３月３１日ですね・・・・

お彼岸の中、叔母が亡くなりました

両親が出稼ぎに行ってたので、就学前まで叔母やいとこと暮らしてました

育ての母でもある叔母を「かっちゃ」と呼び、それがニックネームのように「かっちゃ」になりました

１０年以上も老人ホームにお世話になりました。

風邪を引いて体調を崩し、８９歳という高齢でもあり老衰で数日間寝込み終末を迎えました

危篤だと聞かされ、面会をした時は肩で呼吸をして苦しそうだったかっちゃ

会った途端に涙が止まらず

自宅に連れて帰れないものかと、自宅の畳の上で最期を迎えれないものかと訴えましたが・・・

ワタシは子供ではないので、何も言う権限はない

何もできない自分が情けなくて、どうしようもなく腹が立ちました 

享年９１歳、大往生で笑って送れるはずなのでしょうけど

親のような存在のかっちゃが苦しんで亡くなった姿は、やはりとても悲しくて淋しいですね

お葬式も無事に終えた今

施設の終末期の処遇はあれで良かったの？もっと最善の方法がなかっただろうか？

ワタシ達家族はちゃんとした看取り方をしただろうか？・・・

沸々と思います。

でも、亡くなった時はどうであれ

「かっちゃの人生の最期」は家族が悲しんでくれた事で「最高の人生の終わり方」だと

ワタシはそう思います。　（ドラマの見過ぎ？）

 

長く老人施設で働いているワタシが、今さらながら思いました

入所している家族の思いは、こんな気持ちなんだろうな・・・と

今の生活、いつか来るだろう終末を最善を尽くし、お手伝いしたいと心から思います

当たり前の事なんだけど、時間に追われつい慣れ過ぎて忘れがちになる優しさ

かっちゃが思い出させてくれた気がします

いろいろありがとう、「逝ってらっしゃい」