そんな気持ちの人は、案外多いかもしれませんね。
特に、今のお仕事が、「誰でもできるような仕事」と、
思っている方だと、よけいに感じます。
人間は、「自分は必要とされていない」と感じて、
自尊心が傷つき、自分の存在価値を見いだせ無くなってしまうのです。
存在価値がないと思い込んでいるわけだから、
「自分には居場所がない」と、思ってしまうのです。
逆に、必要とされすぎると。
これはこれで苦しいです,
肩にずっしりと責任がのしかかっている状態なので、
「もう勘弁してくれよ~」となるのです。
「適度な求められ感」が必要なのです。
「職場に自分の居場所がない」と感じている方でも、
解雇されていないのであれば、
「ここに居ても良いんだよ」ということですからね。
謙虚に「仕事をさせて貰って、ありがとう」
と言葉に出しましょう。不況、といわれる今のご時世に、
必要でない人を雇用できません。自分がやっている仕事を、
「誰でもできる仕事だから」と思うのではなく,
簡単な仕事でも、自分なりに(工夫)してみる事です。
「Aさんの仕事はひと味違う」
「A君になら安心して任せられる!」
そう感じて貰えれば、信頼関係が生まれます。
信頼関係が生まれると、新しい仕事や、
新しいプロジェクトも、任せてもらえるかもしれません。
知らぬ間に、その場に必要な存在になっています。
少し厳しい言い方ですが、
自分の居場所は自分で造る。「誰かが造ってくれるだろう」
と期待していると、苦しくなります。人には「仕事の適性」
があり組織で働くことで能力を発揮する人もいれば、
組織は苦手でも、スペシャリストとして、
能力を発揮する人もいます。自分の適性が、
どこにあるのか、知ることも大切な事です。