ワニと猫 in さわぐみ

【さわぐみ】に在籍中の動物たちの日記です。youtubeに動画を置いています。

ブミーちゃんの記録です

2011-11-10 23:01:31 | 5匹の子ネコ
遅くなってしまってすみません。

ブミーちゃんの経過について報告します。



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9月に家族の病気などで忙しくしているうちに10月になってしまいました。その間、2匹(アグー&ブミー)の目ヤニや鼻水が止まっていました。

ワクチンを打とうと思い体重測定したところアグちゃんとブミちゃんの体重差はかなりありました。

病院に行ったらワクチンを打つことになんだか躊躇する獣医さん。気乗りしない反応でした。

仕事で時間がなかったので、一週間様子を見てまた連れてきますと言って帰宅。

一週間後、ブミちゃんの体重は増えていませんでした。



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10/19

病院へ。

獣医は体を触ってみるものの、原因がわからず困惑している様子…。

血液検査結果。

19日 正常値
ALT 16 12-115 肝
BUN 22 16-33 腎
GLU 117 77-153 糖
FIV 陰性
FelV 陰性


ちなみにアグーも共に陰性でした。

こちらで入院させて、様子を見てもらえないか相談したが、3日4日でわかるものじゃない気がします。と断られました。

体重…1,060g



後日追記

思い返せば断られて良かった。
入院で寂しい思いもさせないですみました。



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10/26


先日からおトイレや猫ベッドの上でおもらしをするようになりました。それが毎日けっこうな量です。

なんだか動くのが億劫になってしまった印象。

体重も変化がありません。

得体のしれない敵に怒りがわきながら再度病院へ。

ウンチには見つからなかったけれど、まだ虫がいるのか?という結論になり、虫下しを飲んで帰宅。

新しいウェットフードに食いついてくれて結構食べてくれたけれど、カリカリは食べなかった。

体重…1,120g



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10/27


この2日間はウンチをしていないけれど、虫が居たならもう出てこないとおかしい…。

大好きなウェットフードを食べるものの、2口で止めてしまう。
数分~数十分後にまた顔の前に置くと食べるのでそれを何度も繰り返して、30gほど自力で食べさせました。

今日までの数日でお腹がますます膨れてきたと感じ、他の病院へ。

獣医は体を触ってすぐに腹膜炎を疑い「レントゲンを撮り、溜まっている水を採って検査にまわそうと思います」と打診してきました。

仔猫はもともとレントゲンがくっきりとは映りにくい、そして、お水を取る作業はかなり傷みがあると説明されました。

私が泣いている場合ではありません。
検査をお願いしました。

採ったお水は透けていて、薄茶色をしていました。

酷い状態の子だと濁っていて透けず、もっと濃い色をしているそうです。

バットに少し垂らしてくれましたら、ほんのちょっと糸を引く感じです。

これも進んだ症状の子だとネバネバになっているとのこと。

このお水は抗体検査でFIP診断をすると言われました。

ただ、この状態を見る限りFIPではなくてももう助かるみちはないと思っていたほうが良いでしょう、と…。


ブミちゃんはキャリーの中で、こっちをみて鳴いています。

辛いです。

体重…1,100g



後日追記

週あけに検査結果の連絡を戴きました。
陽性でした。



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11/2


あれからぐっと食欲が落ちてしまったので、お水(アガペット)とa/d缶を、スポイトとシリンジで飲ませていました。

先日の病院でお水を抜いたせいなのか(身軽になった?)、かなり駆け足で移動していました。

おもらしの正体は腹水でした。薄い黄色だったのでわからなかった…。

今は少し糸を引くのですぐにわかります。

流れ出るのは良いことなのか?
もしかしたらこのままなら持ち直すのではないかという期待で胸がいっぱいになるものの、怖くて体重が計れませんでした。



10月から、感染や虫を心配してアグちゃん&他の猫らと隔離し、夜は私と二人きりで過ごしていたせいですっかり甘えん坊になったブミちゃん。

うちのキッチンはリビングから丸見えなので、こちらをチラっと見るだけですぐに寝ていますが、トイレには必ずついてきます。

パソコンをしに私が隣の部屋に入って行くと、ブミちゃんはせっせと足場を探してイスの高さまで登ってき、最後は私の膝にゴール!

乗ると一回も自分から動きませんでした。

たまに膝の上で鳴くので、私が下を向くとじっとこちらをみつめているブミちゃん…。

「よしよし、見てるよ~」と撫でるとまた目を閉じて眠ります。


2日の就寝までは同じ日々を過ごしていました。



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11/3


3日、明け方に妙な胸騒ぎで目を覚ましたら、フローリングの上でうずくまるブミー。

声をかけたら顔をあげて寄ってきたものの、撫でられたことに満足したらまた冷たいフローリングに戻りました。

急いで部屋を出て、リビングを温めてそこに猫ベッドと毛布・ご飯セットなどを運ぶとブミちゃんは私の後をついてきてくれていましたが、歩く脚はガクガクしています。

ベッドに寝かしたら大人しくしていてくれました。


午後、おトイレに行きたくなりダッシュで行きました。

廊下からリビングに戻ると目の前にブミちゃんが座って待っていました。

そこまでしか歩けなかったけど、そこまで来てくれたことで胸がぎゅっと苦しくなりました…。

そっと抱きかかえてベッドに戻すと、ンニャと鳴きました。



数時間ごとに呼吸がゆっくりになります。



乾燥してゆく目もとにお水を垂らしても、吸ってゆきません。



夜10時数分、息を引き取りました。



最後に大きく息を吸って、吐くのかなと思った途端でした。



今まで預かった仔猫たちは(数匹がうちの子になりましたが)、みな人間に懐いたりせず、かなり独立心のある性格でした。

貰われていった先で「私にべったりなんです」など聞くと、うちでは全然人間にくっつかなかったのにねぇ…。子供だから?などと不思議に思っていました。

でも、私が距離を置いて接していたので、生後間もない仔猫でも理解していたのかもしれません。

頭が良いですね。


ブミちゃんは隔離生活をはじめたらすぐ私にべったりになりました。

寂しかったよね。

家族と離しちゃってごめんね。

かわりに愛情いっぱい注いだんだけど、伝わったかな。

あっちでは、うちの先輩にゃんこが迎えてくれたと思うから、たくさん甘えてね。

どうか大好きなご飯をいっぱい食べてくれていますように。


またね。


膝の上で…










訃報です、ブミーちゃん

2011-11-06 23:57:32 | 5匹の子ネコ
ブミーちゃんが今月三日の夜に永眠しました。

猫伝染性腹膜炎(FIP)です。

ネコ白血病ウイルス(FeLV)、ネコ免疫不全ウイルス(FIV)と同じくネコの難治性三大疾病の一つです…。


食いしん坊でぽっちゃり体型のブミーちゃん。


みるみるお腹にお水が溜まってゆきましたが、あっという間のことで、ガリガリになる前に息をひきとりました。


大人しい子だったので、姉妹間でとっくみあいなどしている姿は殆ど見られませんでしたから、もしこの子だけしか感染していなかったとしたら他の子にうつっている可能性は低いだろうなと思います。

ウェットフードもみんなのお皿をピカピカにしてくれていましたし…。


けれど母猫がキャリアならば、姉妹たちも感染していると思います。

大人になってから発症するかもしれません。


キャリアであると免疫力が低く、風邪を悪化させたり、ちょっとした怪我がひどくなってしまったりが考えられます。


唾液や血液などの接触で感染します。



10月に入って、体重が増えていないことに気が付き、病院に行きました。

獣医さんが「まだ虫がいるのか…??」ということを呟いていたので、アグーと隔離。

ブミーの部屋を出るときは手を洗うようにしました。


二匹とも、FIV…陰性、FelV…陰性でした。



ブミーちゃんの経過について、次の記事で報告します。