That's the Way I Am

私の好きなものについて

父の身の上話

2014年08月17日 22時37分45秒 | diary
写真は今日
新山口駅で見たSLやまぐち号



今日は父とたくさん話をしました

こんなにいろいろ父と話したのは
久しぶりのように思う

もしかしたら初めてかも知れない



うちの父は昭和ヒトケタ生まれ

戦後すぐに
父親が借金を残して死んでしまって
7人兄弟?!
(戦時中は「産めよ増やせよお国の宝」
の時代だった…)

父を含む上の3人の兄は
ティーンエイジャーの頃から働いて
収入は全て母親に渡して…



そんな感じで
生きるために
家族を養うためには
働かなきゃならぬ

働くことは当たり前だった

仕事がつまらないとか
職場の人間関係がどうとか
自分へのご褒美とか
そんな発想全くない

迷いがない
とにかくこの仕事をやらなくては…
兄弟たちが路頭に迷ってしまう



なんか、朝ドラみたい(;^_^A



それから高度成長期の勢いに乗って
働き続け
バブルが絶頂に達した頃定年

アリとキリギリスの
アリみたい



父はすごく要領がいいっていうか
学歴はないと言っていい位なんだけど
努力家だし仕事ではサクセスフルだったようだ

うーん、どうしてその遺伝子
私には受け継がれなかったのだ!



選択肢がない
迷いがないというのは
ある意味幸せなことだ



でもやはり
星の数の選択肢の中から
悩みに悩んで選び
また
続けるかどうか迷いに迷って
自分で決める
それが出来るのも幸せなことだ



明日帰りまーす
交通機関への乱れがないことを祈る

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